書き散らす

千織

第1話 いつものごとく

独り言。


人生何度目かの衝撃でしたが、日々の修行が生きている。


地震で家が壊れなかったとして、次は津波だよ津波。


私の今までの人生って一体……


という。


いや、だがしかし、これも慣れたものよ。


これは、幻想なり。


むしろいっそ幻想を掴んで小説に書いてやりたいくらいだ。


前々から書いてますが、分断された自分と自分との綱引きが異常に疲れる。


自分と自分の間を何が埋めてくれるのかもわからないし、自分に何が起こっているかはわからないが自分のことはわかる、そのギャップ。


何かを警戒してるが、何を警戒しているかわからなくて疲れる。


今回は本能の中に溶け込んでいる他人の価値観。


これに異常に反応していた。


本能の中に、他人臭いものが入っていて、自分本来からズレている。


理性がそれを理解して制御してきたけど、そこで生まれるエネルギーによって疲れる。


擬態した虫を潰していく。


自己を回復する、自己を取り戻す。


自分という台座と、自分という銅像が軸をもった状態で真っ直ぐ立つことを望んでいる。


そういうのに取り組みながら、自分がコレぞ、と思える作品が書きたい。


他人が作ったもので代用可能なんだけど、自分の言葉で表現してみたい。


教育へのこだわりは結局10代の自分が救われたいだけで、まだ、行き着いていない。


自分のための教育だったから、罪悪感がある。


息苦しさは、自分が分厚いガラスに囲まれているから。


人と心が通っているように感じないのは、心を通わせることを諦めているから。


心を通わせること=侵略を許すと思っている。


今はここまで。

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