生に酔わず
価値なんかいらない
君は人に売られるとき自分で値札をつけられるか
溶けかけの脳を秤に差し出せるか
価値なんかいらない
鍵のかけられない金庫でいられるなら
路傍のテレビでいられるなら
喜んで埃をかぶってやる
君が終わりのない道を突き進むのも
虚ろな美辞麗句を紡ぎ出すのも
見なくていいのに
あの人は虹色に輝く石を積み上げている
君は太陽に向かってあの山を登っている
僕はぐるぐるとぐるぐると
影に向かって話しつづける
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます