深夜のポエム
A子舐め舐め夢芝居
前途
さよならには続きがある
僕は荊の上に座り
君は愛を育む
君は人の手の冷たさを知り
僕は花の美しさを知る
君の家には灯火が宿り
金木犀がすべてを許すだろう
僕の部屋はいつも夜だ
それでも窓は開いている
青い鳥が君の夢をさえずりますように
あの暗闇の奥がやってきませんように
全てが嘘だと分かっても
君の痛みが偽りになりませんように
僕の祈りは君に届かない
君の思いは僕に伝わらない
さよならには続きがある
祈りはやがて老いていく
君の顔は煙になる
煙の残り香は壁に染みついていく
僕は壁の前で立ちつくすばかり
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