詩(うた)う

散らばっている

隠れている

そんな欠片を集めては

胸ポケットにそっと仕舞う


そのまま忘れてしまうこともあれば

言葉が生まれることもある

文字の美

音の響き

鼓動みたいなリズム

パズルのように

ピースを嵌め込んで

探していく


呻吟しんぎんしながらも

わたしだけのうたになる


この瞬間が好きだ

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