ジュラシック.おねショターズ

テタヌラ

第1話 嵐の夜

「おーいこっちだ!」

「気をつけろよ〜」

嵐の夜、とある島である施設の従業員たちは作業をしていた。

作業着には「オネショッタパーク」と書かれている。

「この檻の中にはどの恐竜がいるんだ?」

作業員が問いかけた。

「マイアサウラです」

「マイアサウラ(良い母親のトカゲ)か……気をつけるんだぞ。」

「なぜですか?マイアサウラは草食恐竜だったはず……」

後輩らしき作業員が聞くと先輩従業員は答えた。

「ああ、たしかにマイアサウラは草食だ、だがなこのマイアサウラはただの恐竜じゃあない。そう、〇〇コレとか〇〇娘みたいな感じで女体化した恐竜だからだああああああ!」

「ええええええええ!」

「いやなんでですか?!なんでいきなり女体化したんですか?!」

「俺にもわからないが日本オタク文化特有の何でも擬人化の波がこんなところにまで及んでしまったらしい。」

「嘘でしょ。」

「このマイアサウラも擬人化の影響を受けているはずだ。しかも(良い母親のトカゲ)っていう名前だけあって母性たっぷりのおねえさんがこの檻の中にいるはずだろう。」

「…………真面目な口調で何言ってるんですか。」


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