「まさか、総長、副総長が揃ってくるとは思いませんでした。あの数を相手にするのは一苦労だと思ったんですけどね。」

仲間が倒れているのに何の心配もせず、こちらを面白そうに見てるニセ副総長さんはもう不気味としか言いようがないわ。

「へぇ、君今の話聞いてた？これでも結構大変だったんだからね。総出で攻めてくるとか馬鹿なんじゃないかなって思ってたんだけど。」

笑顔で喧嘩売ってる洸さんは普通に怖いわ。

ニセ副総長さんの眉間がまたピクっと動いた。

あっ、怒ってるわ。

「僕はそこにいる伊吹朔夜も嫌いですがあなたも普通に嫌いですよ、如月洸。」

「別に好きになってくれなくて良いよ？俺だって君のこと嫌いだから。」

「同意だ。」

なんだろう、ニセ副総長VS洸さん副総長さんの対決が始まりそう。

火花が飛んでるのは気のせいかな〜？

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