第41話

一通り隅っこだけ歩いて階段に座って目の前の光景を傍観していた。


今度から暇つぶしになるの持ってこようかな~。


と思っていると、


「お疲れ様です!!」


「桃矢さん!!」「瑠衣さん!」


入口から真っ直ぐ歩いてくる桃矢瑠衣。


なーんだ、てっきり来ないのかと思ったのに。


「チッ。」


中村恭也と一緒に私を見て舌打ちをする彼。


本当に似てるなこの2人。


『どーも。少しは態度隠そうとか思わないんですか〜?』


なんて、聞いてみた。えっ、ただ単に疑問だから。

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