第26話

証拠?んー、証拠かぁ.......


『優愛がこのゴミを出してる時ずっーとこっち見てたの気づいてたよ?ニヤニヤしながらさぁ〜。誰だって犯人だと思うよね〜』


寧ろ自分から名乗り出てるよね〜。

分かりやすくて助かるわ。


「は、はぁ?そんなの証拠になんないでしょ!

だいたい何でアンタが『うるさいなぁ』」


大きな声で喚き散らさないでよ。

めちゃうるさい。


『やるならバレないようにやらなきゃ。別に優愛に何しようがいいけどさ、次りっちゃんに手出したら蒼良じゃなくて私が相手してあげるよ?

お姉様方にも教えてあげてね?』


3人に聞こえるように耳元でそっと呟く。

彼女達は顔を青ざめてその場を去っていった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る