第67話
思ったらいざ決行よ!
総長さんと美桜ちゃんはここに来ては居なく、その他を連れて保健室を出た。
『みっちゃんと涼介朝から喧嘩してるんだって。
ここは、2人で話し合った方が...ね?』
そう説明すると全員、ああって納得した顔になった。
「そういえば朝から元気ないとは思ってたけど。
喧嘩したんだねあの2人。」
優は珍しいなぁと呟いた。
同意見だ優くんよ。
「涼介と美咲ちゃんの喧嘩って珍しいの?」
そこに、玲央くんが質問してきた。
私と優は顔を見合せた。
『小さな喧嘩はよくあったよ。みっちゃんも涼介も昔からモテてたしよく告白もあったからね。けど、幼馴染だからなのかその日喧嘩してもお互い傍を離れることはしなかったんだ。』
なんか、カップルっていうよりも相棒って感じがしたんだよね。
『だから、今日みたいに一緒に居ないってのが珍しいなぁって。まぁもしかしたら単純にみっちゃんが熱出してたからなのかも。
でも、それを涼介に言ってなかったってことは余程の喧嘩だってこと。』
お互いのことをよく知っている私だからこそ分かる。
あの二人はいつも自分のことを話して相手の話を聞いてそうやってきた。
どんな事があっても協力して乗り越えて、
私のこともよく助けてくれたんだよね〜。
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