第40話

みっちゃんは心底呆れたような顔をした。


なるほど.....そういえば前に優の彼女もとい、美桜ちゃんとぶつかった時も何かあったみたいだったからなぁ。


『ちゃんと言ったのかな.....』


「えっなに?誰のこと?」


みっちゃんには話してなかったんだっけ。


『前にね美桜ちゃんとぶつかった時があったんだけど、頬が誰かに叩かれたように赤かったし所々庇ってたんだよね。』


あのことちゃんと優に言ったのかな.....って何で気になるんだろう私。


「マジか.....この学校の女子大半は蘭華のファンだし、No.1とNo.2なんて特に彼女になりたい率高いから。私はこういう悪口だけだから気にしてないけどさ。」


さすが、みっちゃん。


「にしても、やることが幼稚すぎんのよ。

こんなことした所でバレたら即刻終わりじゃない。」


もう何かさっきからみっちゃんは心底呆れている。

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