な、なんと...私有名人になっちゃったのか...

(そこじゃない)

「それで幹部全員と話し合って今まで以上に警戒を強くして今後菜都姉も俺達と一緒に行動してもらうことにしたんだ。ごめん、菜都姉。」

申し訳なさそうに私を見る優。

なんかあんまり見ない優の表情にこっちも悲しくなってきちゃったよ...

『そんな顔しないでよ...私は全然大丈夫！！

それにこれまで以上にみっちゃんや優と一緒に居られるじゃん！ラッキー！！』

「そっち？？あんた、事の重大さ分かってる？」

みっちゃんはめっちゃ冷たい目で見てきた。

隣に居た涼介は何故かショック受けてた...(なんで？)

「なんか、優の姉ちゃんってポジティブだな〜」

「明るいよね...」

「なんか凄い子来ちゃったよね〜」

「菜都はいつもこんな感じだぜ。」

「まぁ、菜都姉だし...」

「.....」

「優くんのお姉さんめちゃ綺麗な人だね。」

「前に会ったことあるんだけど、まさか優のお姉さんだったなんて...」

なんて、幹部と姫達が会話してたのを私は知らない。

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