第4巻

長編小説

絶望の先にあるものとは

第4巻

絶望を知った、この世は間違っていてそれでいて美しく悲しみに満ちている、人は人を殺し、また人はものを盗み、そこら辺では戦争が起きている、世界のどこかでは苦しんでいる人がいる、今も世界では悲しみで満ち溢れている。それではその全てを想像し感じれる人はこの世がどのように見えるのだろうもし神がいたらこの世を見てどう思うのだろう、確かに幸せな人もいる確かにいる、だがここまで苦しみに満ちた世界に本当の幸せなんてものはあるのだろうか、それは本当に苦しむものを見た時に幸せと口を揃えて言えるのだろうか、社会から目を背け、逃げているだけだとしか思えない、確かに何もできない、だから見ないそれは違う、目を背けてはならない、この世の地獄からこの世の闇から、そんなようなことを考えている男がいた。この男の見えている世界は普通の人とは違うのかもしれない、まるでこの世はこの男からしたら、、、、、そのようなことを考えている男は悲劇に包まれ、また世界も悲劇に包まれているとわかっていた。男はこの世界を諦めていた、というかそもそも最初から諦めていた。絶望を知った先にあるものは、、、、、男は察した、そして男は今日も夢も見る、そして起きて泣いてまた寝ては泣いて寝ては泣いて寝ては泣いてこの男は何がおかしい、精神が崩壊しているのだろうか、それとも心から泣いているのだろうか、男は全てを察しているこの世の真理もこの世の悲しみも、だからこそ男は立ち直れない、全ての絶望知った男は泣くことしか出来なかった男は疲れた泣くのが疲れてしまった。世界の絶望を知る人はいないことを知った。いやいるだろうそれはいるとも同じ世界の絶望を知るものはいる、だがその男より世界を考え、世界に悲しんだ男はこの世にいない、これは満たされることのない感情であり、男はどうすることもできない、死ぬこともできないし生きることも許されない、生き地獄を味わった、そして男はある日目を覚ました時、、、、、男はいつも通り生活した、何も変わらない人生何も変わらない生活、男は絶望の先で何も見えなかったいや見えたけどそれを見ることはできなかったもし見た日には精神が崩壊してしまうからそれは何とは言わないだけど何を見たか思い出すことはできない、実は男はもう死んでいるのかもしれない、もしかしたらこれは夢なのかもしれない、もう男は何もわからなくなった。だけど考えることだけはやめなかったそれだけは忘れることができない最後の物であった。

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