第18巻 精神障害
短編小説
精神障害
第18巻
俺はいつも人が怖い、何を考えているのかわからないし、本当のことを言っているのかもわからない、俺はやっぱり他の人と違っておかしいんじゃないのだろうか、いつも精神が崩壊しそうだ、何でこんなに心に穴が開いているのだろうか、いつもぽっかり開いている、もう毎日生きることが嫌だ、何で人間は生きていられる、俺だったら生きていけない、もう嫌だこんな現実は嫌だ嫌だ嫌だ、何もかもが嫌になる、寝ても悪夢を見る、現実でも悪夢を見る、幸せな奴の話をよく聞く、楽しそうにしているやつをよく見る、何故こんなに俺は不幸なのだろう、あいつらは能天気で見ていて羨ましくまた、見下している。もうこの世に生きる意味なんてない、何をしても報われない、何をしてあげても何も返ってこない、この世は理不尽だ、だから俺はもう耐えられない、何かいいことをしても返ってくるのは期待したものとは違う、この世は間違っている、この世は汚れているのに何故生きているのだろうか、この世は俺のためにできた世界ではない、生まれた時代を間違えたのかもしれない、この世は輪廻する、なら今世は捨てようか、もう嫌だ、もう何もしたくない、何もされたくない、もう何もしてほしくない、それは俺が期待するものではないから、だから俺は寝る、俺は世界が嫌いだから夢に逃げる、その時だけは幸せだ、夢は悪夢しか見ない、けど現実より良い、俺は今日も夢を見る。今日もまた生きてしまった、何故ずっと生きているんだろう、何か希望があるのだろうか?いやこの世に希望など元々ない、けど求めるために生きている、でもそれは疲れる、でも頑張る、それでまた疲れる、もう精神がすり減る、しかし助けてくれる人はいない、本当の意味で助けてくれる人はこの世にいない、俺は絶望の中生きる、、、、、そして今日も起きてしまった。
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