世にも奇妙な物語

第0巻

タイトル:路上の女

あるところに2人の彼氏彼女がいた、1人は誠実であり、心優しく、真面目で、明日を見ていた、もう1人は世界が絶望で苦しみ、嘆き、悲しんでいた、どっちがどっちとは言わないそれは時に変わり時にどっちでもあり両方がどちらでもないからだ、だがそこには確かに彼女と彼氏がいた。彼氏は言った今日は映画を見に行こうと、楽しみにしていた映画をと、彼女は言った、今日は、、、そうだね行こうか、、彼氏はその光景を今まで何度も見てきたそして何度も経験し今後どうなり、どう終わっていくのか知っていて世界がどんな決断を下すのか分かっていた、そして日々苦しみ日々彼女がいないところで嘆き悲しんでいた。話は戻り彼氏は言ったそうか、じゃあ今日はやめとくかと、彼女は言ったごめんねと、彼氏は言った、なら今日は山に行こうと、彼女は察した何もかもを終わらせると言うことがわかった。そこだけは通じ合っていた。そこだけは何人も踏み入れることができない領域であり神でさえそこには入れない。そして彼女は言ったわかった山に行こうと、彼氏が運転し、山に行ったそう山に行った、彼氏は最後にこう言ったお前は生きなさいと、そうそれが最後の言葉だった、女はそう女はもう女になってしまった女は道端に捨てられてしまった。途方に暮れ周りは何もない、そうだから女は悲しんだ、それは捨てられたから？何に対してか、それは誰にもわからない。そして男は山の奥まで行き女は来た道を帰った、そしてふと山を見ると空から血の雨が降っていた。