第130話民主主義のあり方
いや~最近、私のエッセイ、兵庫県知事選の話題ばかりで、ちょっと飽きられた人もいるかもしれないが、この選挙、今後の選挙や政治、報道のあり方など、様々な問題が可視化された選挙なので、本当に重要な問題だと思う。
最近話題の楓ちゃん問題は本当にどうでもいい問題だと思う。そうではなくて、これまでのマスコミの報道で、あくまで斎藤氏を黒確判定して、パワハラ知事だと決めつけたことが本当に問題なのである。
百条委員会ですら、アンケートで斎藤知事がパワハラをしたというのを人から聞いたことがあるというのが大半で、結局、斎藤氏がパワハラをしたと訴えた個人は全く出てこなかったし、なにしろ、最大の問題は、斎藤氏を告発した元局長のパソコンの中身をマスコミは断片的にしか知らないので、推測で斎藤氏が黒だと言っていたにすぎない。
今回の最大の焦点は元局長のパソコンの中身なのだ。立花氏が言うように、局長が意図的に斎藤氏を失脚させようと画策したのかもしれないし、そうでないかもしれない。
そこはマスコミを含めて、我々庶民も知らないのだ。
局長のプライバシーの問題はあるとして、ここまで問題がこじれた以上、なんらかの形で、局長のパソコンの中身をある程度は公表しないと、問題が解決しないと思う。
百条委員会があくまで内容を公表しないとなった場合、庶民は都合の悪いことを隠していると疑うだけだ。ますます県議会の信用がなくなるだろう。
そう、今回の一番の問題は元局長のパソコンの中身なのだ。
これが正式に公開されない以上、斎藤氏の立場はある程度有利に進むだろうなと思う。
確かに、内部告発者のプライバシーは守られるべきだが、今回はちょっと異例の対応をしないとこの問題は解決しないと思う。
楓ちゃん問題は、本当に意味がない。もう放っておいていいよ。これ。
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