　マウリツィオ・カテランというイタリア人の芸術家の「コメディアン」という作品、オークションにかけられ、9億６千万円で落札された。

　でも、これ、なんと壁にバナナがテープで貼りつけてあるだけ。「なんじゃこりゃ」と言いたくなる作品。

　中国人の大富豪家、ジャスティン・サン氏が落札したのだが、う～ん、金持ちの道楽もここまでいくと、ちょっと笑えない。

　お金をなんだと思っているのだろう。

　これ、でも、よく考えると立派な売名行為なのかもしれない。

　ただのバナナを９億６千万で買ったといえば、マスコミはだいたい報道するだろう。

　しかも著名な芸術家の作品。これは自己アピールにはもってこいの作品なのかもしれない。

　でも、ちょっと気になったのだが、これ本物のバナナみたいなので、バナナが腐ってきたら処分するのだろうか？

　ちょっと変なことが気になったのであった。

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