問.3 男の子 ハグ
小学生の男の子視点。お墓参りに来るのは、中学生になった幼馴染。……という設定
答.1
その人は、俺の前まで来るとしゃがんだ。手を合わせて、目を閉じる。
少ししたら顔をあげて、立ち上がる。「また来るね」って、久しぶりに聞いた幼馴染の声。
制服を着てて、なんか大人みたいで、一瞬わからなかった。
行ってしまう後ろ姿を追いかけた。待って。また来るって言ったけど、いつ?
ちゃんと走れているのか、よくわからない身体を精一杯に動かした。
後ろ姿に近づく。幼馴染に抱きつくなんて、ダサいことしてるなぁ。でも、会いたかったから。
答.2
いろんな人が来ては、お墓の前にしゃがんで、手を合わせて帰っていく。
太陽が真上だったのが、いつの間にか、オレンジ色が差してた。
靴の音がして、そっちを向いた。制服を着た女の子だった。俺の知ってる人にそんな人いたっけ。
その人は、俺の前にしゃがんだ。手を合わせて、目を閉じた。涙が流れた。
涙を拭いて、その人は立ち上がる。「また来るね」その声に思い出があふれ出る。
なんか大人で、知らない人みたいだけど、知ってる声。
『待って!』
行ってしまいそうになる後ろ姿に、思いっきり抱きついた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます