恋文
🟰🟰再起動中🟰🟰
僕の大好きな文学に向けて
僕の世界は永遠の黄昏だった
孤独という名の大きな重力によって波長を伸ばされた光が、世界を真っ赤に染めかえていたのだ
時間すら止まってしまった僕の心に君は黄色を足して見せてくれた
澄み渡る青を────
嘘も虚勢も、すべて君の前では役に立たない
本音と建前、喜びと悲しみ、愚かさ
すべてさらけ出して
嫌いになりそうな時さえあって
泣いて泣いて
まだ好きでいる
繰り返す愛の螺旋から、僕はもう生涯抜け出すことはできないだろう
だからどうか、はりぼての言葉に耳を貸すのをやめてくれ
利用されている君を見ていると、気が狂いそうになるんだ
僕の詩を聞いてくれ
いつかきっと
この澄み渡る青い世界の風景を、遍く愛の言葉に映しだしてみせるから
恋文 🟰🟰再起動中🟰🟰 @mayo9029
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます