恋文

🟰🟰再起動中🟰🟰

僕の大好きな文学に向けて



僕の世界は永遠の黄昏だった


孤独という名の大きな重力によって波長を伸ばされた光が、世界を真っ赤に染めかえていたのだ


時間すら止まってしまった僕の心に君は黄色を足して見せてくれた


澄み渡る青を────


嘘も虚勢も、すべて君の前では役に立たない


本音と建前、喜びと悲しみ、愚かさ


すべてさらけ出して


嫌いになりそうな時さえあって


泣いて泣いて


まだ好きでいる


繰り返す愛の螺旋から、僕はもう生涯抜け出すことはできないだろう


だからどうか、はりぼての言葉に耳を貸すのをやめてくれ


利用されている君を見ていると、気が狂いそうになるんだ


僕の詩を聞いてくれ


いつかきっと


この澄み渡る青い世界の風景を、遍く愛の言葉に映しだしてみせるから









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