第166話

「で、どうすんだ?」



「あ…」




一瞬ボケーっとしたわたしに、リカは再度問いかける。



「どうする?」




「うん、えっと…」




よーく、考えてみる。



新しい所で働くのもアリかな。


今なら週に2日でお金の心配はないかな。



色々考えたけど、決め手は、


さっきのリカの言葉。




わたしとも、仲良くなれる。




きっと、それが、決め手。



わたしは大きく頷いた。

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