第11話長い1日

 昼食を摂り終えた私たちはリビングでソファーに並んで腰を下ろし、テレビを観ていた。

 不破が私の片方の胸の乳頭周りを指先で撫でている。

 私は喘ぎ声を堪えようとするが、微かに漏れる。

「穂乃実ちゃん、歯ぁ磨いてからにする?」

「ぅふぇ……え?私はどちらでも構わないですよ。不破さんの好きなようにしてください」

「そう。じゃぁ好きなようにする。14時からシよっか?」

「はいぃ……」


 私は彼女と自室に戻り、ベッドの上で向かい合う。

 時刻は13時58分。

「さっきは穂乃実ちゃんを気持ち良くさせた。今からは私を気持ち良くさせて」

「はい。私が不破さんを絶頂かせます……」

 私は片脚の膝が触れ合った体勢で上体を彼女に向けて傾け、彼女の手の甲に手を載せ、彼女の唇に自身の唇を重ねた。

 キスをした瞬間に瞼を閉じ、唇を触れ合わせ続け、ゆっくり瞼を上げた瞬間に彼女と瞳が合う。

 15分は唇を触れ合わせていたと思う。

 私は一度彼女の唇から唇を離し、彼女が着ているオフショルダーブラウス越しに胸を揉んだ。

 彼女の胸は私のより小さく、私の掌に収まるくらいのサイズだ。

 胸を揉んで、乳頭を摘んで引っ張ってみたりする。

 彼女の呼吸が荒くなっていくが、喘ぐにはまだ刺激が足りないらしい。

 私は彼女のオフショルダーブラウスを脱がせ、ベッドに押し倒す。

 私は彼女の両腕を頭の上へと上げ、腹部に跨って、見下ろす。

「こういうのは……ど、うですか?興奮します……?」

「うん、悪くないね。乱暴だといいなぁ」

 彼女は頭の上に上げられた両腕を下ろすことなく要望を告げ、笑った。

 私は背中を曲げ、右腕で彼女の両腕の手首をベッドに押し付け、左腕で彼女の胸を揉む。

 私は親が寝室に隠していた大人のDVDで観たような男性いせいを真似て、乱暴にしてみる。


 私の方が疲れ、彼女の腹部から身体を下ろし、彼女の股へと片腕を伸ばし、陰部を撫でていく。

 彼女のワレメを突き破り、指を膣内に挿れる。

 その行為は何度目かになるが、まだ彼女の膣内に指を挿れるのは慣れない私だった。


 彼女が絶頂を迎えると、裸にさせて気持ち良くさせてと要求され、私は彼女が身に付けた衣類を剥いで、彼女が満足するまで絶頂かせた。

 私が彼女を絶頂かせるのは、17時まで続いた。

 水分補給を済ませ、休憩を挟むと全裸で汗ばんだ肌のままの不破にベッドで四つん這いにさせられ、お尻を上げるように命令され、その体勢の私に彼女が膣内に指を挿れられた。


 私が彼女にされるがままの際に、母親と姉から連絡があって、通話中も彼女の容赦ない攻撃が続きバレないように繕うのが大変だった。


 不破は強引に一泊することを決め、彼女に搾り取られた私だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

姉の友達がおもちゃにしてきます 木場篤彦 @suu_204kiba

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ