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「そういえばこんな小説を書いたことがあったな…祠壊したらスシローにテロリストがやってくるという小説だ」


「思うんだけど…ただのスシローを占拠するテロリスト側のメリットてなんだい?」


「…神様のいたずら…悲劇の全てに理由があるとはかぎらない」




「まじかー」


「神様のいたずらでないと説明がつかないほどにろくでなしが集結するスシロー。エキセントリックな人間を魅了するなにかがスシローにあるのか、それとも人間をエキセントリックに変貌させてゆくなにかがスシローにあるのか、あるいはスシロー店員のパンティーの中にはなにがあるのか、むしろなにもないのか、そこらへんはよくわからない。でも道にパンティー落ちててほしいというたったそれだけの祈りがこうも通じないとはいかがなものか。結婚とかはもういいです。何もせずにそんな奇跡は起きない。そんな虫のいい話はない。でもパンティーはちがう。完全にそっちサイドのがんばり次第でどうにでもなる話でしょ。ちゃんとしてくださいよもう…」


「えっ、えっと、田中さん?」


「カクヨムでアカウントをつくり四年が経ちました。半年に一度のペースでアカウントはBANを繰り返されており、何がしたいのか?何になりたいのか?どこに向かっているのか?等の質問を受けては、ヤー!と心の師匠の真似をしてなんとかやり過ごしてきました。継続は力なりとか口走るひとには、やかましいかもですと礼儀正しめにしばきます。いまだ垢BAN童貞を頑なに守り続けている君たちは、田中に出会ってしまったのでこれからは童貞ですけどクンニは経験済みということでお願いしますよもう…」


「えっ、えっと、田中さん?」


「あ、あと、カクヨムに自主企画てあるやん。なんやかんやゆうておでもそれに参加してもうたりしてね。なかにはすっかりステディーな関係になっとるひとも何人かおったりしてね。にもかかわらず★★★が回ってきたためしがないのはどういうことかと。もうね、アホかと。なんぼ温厚なおででも怒るでしかし。メガネもずれるでしかし。いつまでおでの周りでぐるぐるするつもりじゃボケー!て誰が台風の目やねん。無風地帯か。それにしてはさぶいんとちがうかこの小説。やかましいわもう。そらおでのペンネームが『いつもほがらか人気者。さすがはいつも笑いの絶えない家庭で育っただけのことはある田中』とかやったら、まだ分かる。そんなんレヴュー書くんめんどくさいし。でも、おでのペンネーム、『田中』やん。こんなもん、ぶっちゃけ本名以外の何者でもないやん。『t』で、『a』で、『n』で、『u』で、『k』で、『i』でって『たぬき』になっとるがなボケー!てさすがキンタマがキレイそうなカクヨムランキング第一位、田中氏。やかましいわもう。もうそんなボケいらんねん。『t』『a』『n』『a』『k』『a』って順番にタイピングして変換したらじきに出てくるがな。ん?『棚か』て出てきた?知るか。模様替えしとったらええがな君は。高校の卒業アルバム見つけて懐かしんどったらええがな。でも君だけ同窓会に呼ばれてなかったりして大爆笑どーん!あっ、あっ、今のは冗談。そんなに本気にせんといてって。でもほんまに意味が分からへん。なんでカクヨムスター回ってきいひんのん?なんで祠すぐ壊れてしまうん?節子か。カクヨムの墓か。そんなん聞いたことないわ。限りなくカクヨムではないバイトルか。緊急事態です!ってすぐ言うバイトか。逆張りで勢いのあった頃の田中か君は。…なら、まあ最後まで大衆に折れてマイルドになってはほしくなかったわな…」


「えっ、えっと、田中さん?」(なんで関西弁?)


ドンドンドンッ!ドンドンドンドンッ!(ドアを叩く音)



ん?犬連れてチャリンコにまたがったおっさんがいる…。あれ?なんかどっかで見たことあるぞ…。




「お二人さん、FF外から失礼します!」


「はーい、どちらさまでしょうか?」(ドアを開ける)




「カクヨムポリスの宮崎やでしかし!」「ワンッ」




「「え、えっ」」


「たぶん来るとこ間違えてますよ…」




「えへへ。ここに来る途中でな、庵野しばいてきたった(^^)」




「唐突に衝撃発言はやめて!」




「そやかてさすがに調子に乗りすぎやろ」


「確かにそうですけども」


「スタジオジブリのGは自業自得のGやでー!」




「いや、あの、勝手に押しかけてくるなりうまいこと言うたったみたいな顔されても困るんですけど」


「スタジオジブリのGは自分探しのGやでー!」


「そろそろ本当に怖くなってきました」


「うんこ小説で祠壊しすぎとの通報がありましたもので。ちなみにこれが礼状です」


「そ、それは、まさか、また退会礼状っ!」


「そやからワークスペース捜索じゃボケ!」


「まじかー」


「とりあえずうんこ小説は全部押収っと。つーか田中のワークスペースちんこまみれ過ぎ問題です」


「うんこ小説で祠壊しすぎたらどうなるんですか?」


「Twitterの質問箱に悪口しか送られてこなくなるやで…」


「まじかー」


「ついでにこの肌色多めのDVDも全部押収っと」


「ちょ、おま、何気に自分のカバンに入れてますやん!」


「モロっt!」




「ガルルルルルッ」




「怖っ!モロ怖っ!つーか今気づいたけどモロ一回り小さくなってません?」




「うん、まあ、いろいろあってな。ぶっちゃけ吾朗がいま中に入っとるねん…」




「「えっ!えーっ!」
」


「スタジオジブリのGは自作自演のGやでー!」




「まじかー」


「あーもう証拠も出揃ったし、連行すっかなー」


「冤罪フー!」


「証拠捏造フー!んじゃ次は富野のとこ行こかー。あいつ最近下ツイ多いからなー」




 大きな鳥に頭をつかまれ飛んでいく宮崎。


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