#開いた口を閉じてゆく。

STORY TELLER 月巳(〜202

#開いた口を閉じてゆく。

#開いた口を閉じてゆく。


【storyteller by Tukimi©︎】

23.8.26初出

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粛々、祝祝と閉ざして、消して、片付けていく時間は静か。

出したモノが嘘だった訳じゃない。

記述して来たものを消したから私が変わるわけじゃない。

尋ねられて答えたら、出来るならやってと言われたままに、した時に下心が無かったかと言うなら、何事にもNO。


出せば、提供するから反応がまた返りましょうていつかは思うこと。


そう、宣伝みたいに。


あちこち調べて検索上位に出る、やり方に乗っ取り体裁を整えてみても。

時たま、他人様のサイトを覗き足跡を残してみても。


炎上対策として、いかに優しくマナールールを

態々に、そうわざと、書いたとて。



工夫は、確かに学びをくれた。

対策通り、優しい書き方のせいも多少あったか、それとも、ただタイトルで訪問されるほど、


みんなが自分の意見を正しいか確かめたいような、共通の、時間がある人が楽しむ軽い話題記事が無かったからか。


非難は無かった。

最初から、変わると変えたプロフィールにだって別に、有名人とか特殊な人じゃない、記事と特徴が一致しないし、対して。


当たり前だか、アーティストの普段の生活感や本名や、性格にあまり私が興味がないように。


気になりゃ調べる世の中で、気にならないならならないだよね。

と、知るまで、自分ずいぶん回り道をした訳で。



振り返ると最初のシンプルな記事に、記事を太らせる注意文。

優しいからこそ、気持ちよく聞いてもしくは聞き流して、明日にはもう凪いで残らない状態になって、私が私を表現するのに。

ねえ、誰に謝って誰に頭下げて、誰の投げるものから身を守るために、遠回しな意見をいわなくてはならない?何故?



いらなくなった、何行もの文字。

配慮のためにかけた言葉選びや時間。

全て要らないからと操作すると一瞬で消してくれる電子画面。


ただ今は、自分の名前以外の、自分以外のものをただ剥ぎ取り自分に戻す。

腹を開いてご開帳していたほとんどの自分のことも、その口を次々閉ざしていく穴埋め。


「あー終わんない……ことも、ないよ。いつかは、いつかは」


否定とか。諦めとか。

したくなるけどさ、これまでずっとしてた事全てを捨てるが出来なくて。

再利用出来る分を探して残したいから。


理解はもうこれだけやっても求められない。

歩み寄るターンは終わり。


「お仕舞い、と。風呂入って寝よー」


切る。

寝る。



そして。

まだ虫の息のこの場所が、動く事だけを見ていることで私を確かめようとする何が必要としていても。


見せない自由はある。

消せば良い。



そう。

私が私を見せないならば。

それでも、だからこそ、後から見ようと教えてと、会いたい、知りたいと言っても勿論手遅れだけど。


だから暴きたいと言う可哀想で悲しくて私からは心底、笑える話と言うストーリーが。


未完結のまま幕を閉じるように、

閉じられないままひろがり続けたら、もう可笑しいよね。


さて。消えたからいなくなる訳じゃない。

本人様が命を手放し居なくなっても、残る事を、今更再生YouTubeしたりして見て。



わざわざ、手遅れを味わい過去を見て何度も後悔をしたいと言う、世の流れ通りでしょう?


分かり合えないくらい、私はそれ、要らないけどな。





-はぁー!どんど晴れっ!-

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