赤くなりたかった黒トンボ 《秋》

マスク3枚重ね

赤くなるトンボ

夕焼け空の赤色に憧れた黒トンボ。赤に向かって羽ばたいて、自分も赤く染まろうと飛び続け、太陽に近づきすぎて火がついた。これで自分も赤く染ったと喜んだ。羽は燃え羽ばたくことは出来ないけど赤に染ったと涙する。落ちていく黒トンボ、頭上を赤トンボ達が秋の空を飛んでゆく。憧れた彼らと一緒に飛べない事が1つ心残り。



黒トンボ 夕焼け空で 赤くなる 陽が羽を焼き 飛ぶ赤トンボ

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