貴方が私を望むなら

ルイ

第1話

「あんたに飽きたからもう別れよ」


立華瑠衣たちばなるいはこの状況を受け入れらずにいた

付き合っている彼女.....井ノ島琉莉いのしまるりに呼び出され、急いで待ち合わせ場所である公園に行くといきなりそう言われたからだ


「なんで?俺なんか悪いことやったっけ?だったら謝るからっ!」


縋りつくように琉莉に迫るが彼女は不満をぶつける


「そもそもアンタと付き合ったのも貢いでくれるからってだけだし、最初っからアンタのこと気に入らなかったのよ!なに?私より料理ができるからって上から目線で料理教えようか?なんて気持ち悪い!」


「違っ...俺は琉莉のために!」


「琉莉って呼ばないでっ!」そう言って彼女は瑠衣の頬を叩く


「ッ....琉莉っ.....」


「はぁはぁ....分かったらもう私に近づかないで。アンタとはもうこれっきりだから」

そう言って彼女は去っていった


「どうしてっ....」

残された瑠衣は腫れた頬を押さえて立ち尽くしていたTに飽きたからもう別れよ」


立華瑠衣たちばなるいはこの状況を受け入れらずにいた

付き合っている彼女.....井ノ島琉莉いのしまるりに呼び出され、急いで待ち合わせ場所である公園に行くといきなりそう言われたからだ


「なんで?俺なんか悪いことやったっけ?だったら謝るからっ!」


縋りつくように琉莉に迫るが彼女は不満をぶつける


「そもそもアンタと付き合ったのも貢いでくれるからってだけだし、最初っからアンタのこと気に入らなかったのよ!なに?私より料理ができるからって上から目線で料理教えようか?なんて気持ち悪い!」


「違っ...俺は琉莉のために!」


「琉莉って呼ばないでっ!」そう言って彼女は瑠衣の頬を叩く


「ッ....琉莉っ.....」


「はぁはぁ....分かったらもう私に近づかないで。アンタとはもうこれっきりだから」

そう言って彼女は去っていった


「どうしてっ....」

残された瑠衣は腫れた頬を押さえて呆然としていた





「俺って琉莉に好かれてなかったんだな....」

彼女にも言われた言葉だが自分で口にすると心臓が締め付けられるような痛みを感じる


そんな瑠衣に声をかける人物が一人

「あの、今時間大丈夫ですか?」

瑠衣は声をかけてきた人物の方を向く

声をかけてきた人物は女性だった

それも一般的には美人と言われる女性が。

「別に...いいですよ」

そういうと彼女は覚悟を決めたように一言

「私と付き合ってくれませんか?」

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貴方が私を望むなら ルイ @ruisyousetu

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