時は本能で直に感じられる
創造神の2人が最後の仕上げをして、新世界を創り終えた頃には、幾万年の時間が過ぎていた。
もうすっかり、海も、大陸も、天体も、山も、木々も、生物も、新しく作りかえられた。
もう全てが、旧世界の似て非なるもの。創造神は美しい世界を創った。
人族はまだいない、創造神は、人の可能性を信じていた。故に、人はまた、この新世界に出現する。
愛を全てに。神の平等な愛は、存在と特有の能力を保証する。
「神と英霊が守りぬいたこの世界を、見守っていこう」
「もう戦いは終わった。きっとこの世界の未来は、輝かしいものなのだろう」
この世界の再構築は、人のエゴが行った事象だ。しかしそのエゴは、人と、人を生かす自然への愛に満ちていた。
その愛ゆえに、この創造神は人を自然界の頂点に君臨させないことを選択した。
新世界には、魔の生命が出現する。
生物の悪意が、同種の生物に向かないようにするためのシステム。
神のエゴの産んだ未知の邪悪か、それとも生命の輝きか、愛を抱けるのはどちらか。
この新しい世界の名は
フロウス
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