前のエピソード――むらかみ・やすのり【村上康則】

〇名前：むらかみ・けいこ【村上恵子】

〇性別：女

〇種族：日本人

〇体格

　身長：１６２ｃｍ

　体重：８３ｋｇ

〇初登場：第３３話「母と妻と女の不和」

〇特徴

　父が創業者社長だった。

　父の紹介で佐藤康則と結婚。

　康則は婿養子となって村上姓を名乗り、父・善吉の会社の経営陣に加わる。

　康則の息子・一茂を出産。

　善吉が会長職に退き、康則が社長に就任する。

　社長になった康則は忙しく、家庭を顧みる機会がほとんど無かったため、一茂の教育は恵子に任せっきりになった。

　一茂が中学でイジメにあい不登校になってしまう。学校に働きかけたが問題をうまく解決できず、一茂はそのまま引きこもりになって高校にも通えなかった。

　このままではいけないと考えた恵子は、海外で成功していた伯父を頼り、一茂を預けて海外留学したことにする。一茂は環境が変わったことで症状が緩和され、なんとか人付き合いができる程度にまで回復、通信教育で大学卒業の資格を得て帰国した。

　父の死亡により母が会長になると、自分は副社長になる。

　母と結託して息子・一茂を入社させたうえ、将来の社長として専務に就かせる。しかし一茂は対人スキルが未熟なままであり、社員に舐められることを酷く恐れて支配体制の確立に執心するようになり、事あるごとに社員たちに当たり散らして恐怖政治のような状態になっていく。康則はなんとか止めさせようとしたが、恵子は須恵を巻き込んで康則による更迭を阻止、一茂を野放しにした。

　異世界に転移するとさっそく《転生の宝珠（ほうじゅ）》を使い、お金をいくらでも創り出せる能力を手に入れたが、異世界でそんなものが通じるわけないだろと最愛の息子・一茂から罵倒される。