無能の烙印押された少年呪術に覚醒して革命起こす

もみもの

第1話 帝国主義と渇望


「自由は俺を求めなかった 俺は抽象的な言葉に胸を膨らます愚かな群衆の一人だったのだ」



弱いものが強いものを喰らう 金 権威 暴力 知恵

これは最小単位で2人 最大単位で国家を屈服させる

ブリタニア帝国はまさにその象徴だろう

覇王が治るこの国は世界で最も格差が大きく、差別が蔓延しており、最も植民地を持っている国だ

この国において持たざる者の運命はあまりにも悲惨だ

「ハァハァハァ」

カエリッヒはいわばどれも持たざる者だ 物心ついた頃には孤児院におり、権威も金もなく、特別知恵もない その上身体能力こそ、そこそこ高くとも魔法などからっきしできない 当たり前のようにこの国ではわずか14の子供も搾取される

特別魔法などに精通していないうえ金がないやつがつける職など限られている

カエリッヒがついているのは魔石発掘だ 魔石は魔法工学における動力源の一つであり、兵器を作るのにも使われている カエリッヒは毎日に14時間ここで労働している

カエリッヒは14時間の肉体労働で雀の涙ほどの金をもらい生き延びている 魂へ侮辱されている状態だ

監視者「おい!!! お前動サボってるのか」


そう言いながら監視者は近づいてきて240度方向に腹を殴ってきた

カエリッヒ「ツッ……!!」 

頭が床に激突し、脳が揺れる 口の中を切った カエリッヒはその場で地に伏した そして再び近づいてきた監視者 カエリッヒは魔力のこもったナイフで切り掛かったのだ

カエリッヒはその場にいる他の監視者にも切りかかり その場にある縄で縛り上げた 死んではないが意識が朦朧しており、キツく縛り上げてる痛みすら感じられていないだろう

カエリッヒ「みんな!!スコップかピッケルをもて!!」

そうみんなで反乱を企むことを前もってカエリッヒ達労働者は企んできたのだ

そうしてカエリッヒ達は労働者はこの鉱山施設の監視者を制圧していった 捨て身の団結した労働者はいくら一人一人の力は劣るからとはいえ、混乱している時に各個撃破すれば倒すことは可能だ

そうしてしばらくしたら30人ほどの監視者を引き連れた鉱山監督だそして奴はこの400人はどの労働者を率いる会社の社長だ どうやらカエリッヒが首謀者であることを嗅ぎつけたらしい カエリッヒふくめて61人軍勢を引き連れている 数的には有利をとっている

鉱山監督「お前が首謀者だな」

カエリッヒ「ああそうだ だったらなんなんだ」

お互いの兵の野次の声と対比してお互い冷静だが大きな声で喋っていた

鉱山監督「なぜお前に一人で倒せる力が兵を倒せる力があるんだ!!!要求はなんだ!!!」

カエリッヒ「労働時間を2時間半減らすことと 現在の賃金から1.7倍しろ!!!!」

そして先の質問については相手に情報を与えたくないので大きく後者の質問に対して答えることで誤魔化した カエリッサが腹部を殴られると何故か身体能力が上がるなんてことを下手に言う必要はない

鉱山監督「そんなことできるわけないだろ!!!」

労働者達はそれを聞いて野次を強まる

カエリッサ「貴様らは搾取しているのだ!!!それくらいできるだろう!!!」

鉱山監督「ならば11時間労働で給料は1.1倍だ」

カエリッサ「その程度で私らが納得するか!!!!!」

そう言いながらカエリッサは横20縦3の労働者をぶつけた

そうすると監督はぐっと前に出て!?

鉱山監督「メガサンダー!!」

カエリッサ「!!!!???」

カエリッサはまさか魔法をぶっ放してくるとは思わなかったのだ 下手に魔法を撃つと鉱山に悪影響が生まれるし、下手したら労働者が死ぬ そうすれば奴にとってもいいことはないと思っていた

皆地に伏した カエリッサも他にも地には伏した

カエリッサ(くそ…これじゃ作戦失敗だ、まあ俺だけは最悪どうにかなるだろう………)

そうしてカエリッサは意識を手放した

カエリッサを縛るため敵兵は近づいた

しかしその兵も地に伏した。

そのほかの兵も地に伏した!!??

カエリッサ???はそのまま流れるように鉱山監督にも攻撃したが流された

鉱山監督「おまえ…誰だ???」

ドスの聞いた声で聞いた監督に対してカエリッサ???も凄んでいった

カエリッサ???「さぁ…???誰だろうな…?」

カエリッサ???はそう言いながら自分の体を確かめながら小声でこう言った

「ふつうの魔法は使えない……しかし………」

そういいながら不敵な笑みを浮かべながら言った

カエリッサ???「呪術 カオスフレア!!!」

カエリッサ???の放った炎はそのまま監督を焼き払った

カエリッサ???は再び自分の体を確かめだした

そしてカエリッサ???の様子は再び変わった

カエリッサ「!!!!!!!!!!!!」

カエリッサ「は?」

カエリッサは目の前にいる痙攣してる監督を薄らみながら目をかっと開けて驚いた

カエリッサ「…………」

カエリッサはあまりに多すぎる情報に混乱していた 自分の中にいる存在 そしてそいつが自分が使えない魔法を使っていたのだ さらにそのうえ……

しかしカエリッサは優先すべきことを思い出したそうして振り替えようとした時

???「おっと どうなってるです?」

カエリッサ「……………………………………」

???「まあ答えなくないなら構いません 約束通りで構いませんよね」

カエリッサ「問題ないです では最寄りのルネッサンスマナー拠点に案内してください のレントさん」

レントはそれに頷き、そして監督を大きな袋に入れながら話し始めた

レント「再び聞きますがこの組織に入りたいと思った理由は?」

カエリッサ「覇帝によって国をすべられてるこの現状の打破 ただそれだけです」

レント「組織に入るんなら王に従ってもらう これは絶対だからね」

カエリッサ「もちろんわかってますよ」

カエリッヒは覇帝のことを恨んでいるのだ 覇帝を心から、魂から、そして肉体から恨んでいるのだ

カエリッヒ(人ならざる時を生きるお前の化けの皮を剥いで葬ってやる)


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