いわゆる?ひとつの?「プロ野球」
夢美瑠瑠
第1話
昨今は、メジャーリーグの、もはや前代未聞空前絶後のレジェンドと化している感のある、大谷翔平選手の話題が沸騰している。
野球というスポーツは、まあスター選手がいてナンボ、と、そういう構造になっている。チームで戦う場合は、全員の結束や集団としての優劣の要素が大きいが、他の競技よりも野球は個人の技量が端的に発揮されやすいルールになっている。と思う。
ピッチャーも一人だし、バッターも一人。連係プレーになる局面のほうがレアで、サッカーやラグビー、バレー、カーリング…どんなチームスポーツとも趣きを異にしている。
だが、相撲とかレスリング、陸上、水泳…その他の個人競技とはさらに興趣もムードも異質で、集団競技の楽しさがより大きい。盛り上がる。で、皆に人気もあり、昔から普遍的に愛好されている。
で、日本にも昔からプロ野球はあって、やはりたくさん人気プレーヤーや人気の球団の栄枯盛衰があって、それをボクも同時代的に体験してきて、人生の一部のようなところもあります。王、長嶋のV9巨人とか、桑田、清原、落合、野茂、イチローとか、プレーのイメージまで目に焼き付いているような感じがします。あまりにも個性豊かで、それぞれが唯一無二過ぎる名選手がたくさん有為転変、消長万化を繰り返すいてきたのがプロ野球という世界で、それはメジャーでも変わりがない感じです。
ディマジオとか、タイカップ、ランディジョンソン、バリーボンズ、コーファックス、フィルニークロ…名前を書いているだけでもワクワクするような雰囲気がある。
それが、野球であり、プロ野球というもの…そうして、その数々の伝説の名選手をすべて凌駕する、究極の、不世出の、野球選手の最終形態? それがショーヘイオオタニなのかと思う…
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