第1話
深夜にも関わらず光輝く繁華街。
ーーーそれとは反対に、
灯りひとつない真っ暗なウラの世界。
そこにある、とある倉庫。
そこには、フードを深く被る
5つの人影があった。
よく見れば、その5人は仮面を着けており、
顔がよく分からない。
そんな5人の周りには、
倒れている何百人もの男たちと
……血の海。
仲間が倒れている中、
1人だけ床に座っている怯えた様子の男。
服はボロボロ。
顔はもはや原型をとどめていないが、
かろうじて意識はあるようだ。
男の目には生気がなく、
男からほのかに薬物の臭いが漂っている。
男に5人の中の1人が手をさし伸ばして
何やら声をかけている。
「ーーーーー。
ーーが、ーーーー?
ーはーーー。お前はまだーーーーーー。」
その途端、闇に染まっていた男の目に
光が射すーー。
この瞬間、1つの集団が消え
後に新たに1つのチームができる。
仮面の5人組の中の1人の耳には、
パライバトルマリンのイヤリングが
揺れていたーー。
”闇を照らす光の龍”
その素顔を知るのは、
夜空に浮かぶ満月だけーーー。
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