能力で人生が決まる世界で能力じゃなくて邪神の力をもらったので魔王に成って世界崩壊させます。

翡翠

第1話 え!能力無し!?

私は榊原さかきばら 麗華れいか。高校3年生だ。今日は卒業式であり、能力の発現式だ。皆卒業よりももらえる能力について話していた。私も小学校からの古い友人である、早川はやかわ 真紀まきと話していた。

「ねぇ真紀。貴方は何の能力がほしい?」

「うーん、”剣士”とかの戦闘系能力もいいけどーやっぱ、補助系能力の”医者”とか、”薬師くすし”もいいよね〜。」

「そうよね。私は戦闘系能力がほしいかしら。”剣士”みたいな。」

「えー!なんでよ?」

「冒険者として稼いで親孝行したいからね。」

「なるほどね~ あ!もう少しで私達の番だ!」

「やっとね。」

「私の番だ!はいはーい出席番号26番!早川真紀です!」

「では、眼の前にある水晶に触ってください。」

と聞きながら前にある水晶をみていると、真紀が触った瞬間、淡く紺色に光り、なにか文字が浮かんでいる。

「真紀殿。あなたの能力は”錬金術”です。」

「え!錬金術ですか!ありがとうございます!」

「では次の方。」

やっと私の番ね。

「はい。出席番号27番。榊原麗華です。」

「では、眼の前にある水晶に触ってください。」

「はい。」

私は水晶を触った。だが…その水晶は光らなかった。何度触っても光らなかった。

「え・・・?あれ?なんで?」

「・・・誠に申し上げにくいですが、貴方はです。衛兵!この者を連れて行け!!皆さん!から離れてください!!」

「は・・・?」

そう告げられたと同時に、体から血の気が引いていくのがわかる。そして、衛兵たちに囲まれた。

周囲からは「なんでこの学校にが?」「とっとと自殺しちまえよ人権もないんだからよ!」と聞こえる。その瞬間、頭の中で声がした。

『汝は可哀想なものだな。神に見放されたのだから。だが、邪神は汝を見捨てていない。汝が望むのならば力を授けよう。力が欲しいのならばこう心の中で念じろ。’私は邪神アブソリュート様の下僕となり、力の一部を所望する’とな。』

私は考えた。確かにいま力が欲しい。そして彼奴等をぶっ潰したい。けど…こいつの下僕にはなりたくないかな。そうだ!これできるかな?

(私は邪神アブソリュートを取り込み、自らの力とする!)

『なっ…!貴様!そのようなことをしても意味がな…何!?ナゼ我が取り込まれている!?まさか、貴様のほうが欲が強いというのか!?クソがぁぁぁぁぁ』

…体に力が流れ込んでくる。この力が有れば…この学校を、いや、この街を壊すこともできるのでは?…いやいや違う!?邪神を取り込んだ影響で性格まで変わってしまうなんて、取り敢えずここを切り抜けなきゃ!

「貴様、諦めたのか?逃げも怯えもしないとは…」

「…魔剣 テンプテーション」




______________________________________


あとがき


ここまで書いて力尽きたんであとの展開は次の話に。なんかごめんなさい。

応援コメントや☆をつけてくださると嬉しいです。

”「調理」の概念がない世界で焼き肉で世界を救う”という小説も連載しているので是非見てください!

URLはこちら⇩

https://kakuyomu.jp/works/16818093088085573818

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