宇宙域の設定<地球圏>
地球
【居住人口はわずか】
地球時代に人類が破壊しつくした地球環境を元に戻すための
『地球再生プログラム』が実行中であり、その地表に住んでいるのは、
再生プログラムのための作業者や研究者などの極わずかな人数に
限られている。
(地球再生プログラムの説明も参照のこと)
また、地球の静止衛星軌道にはいくつかの宇宙ステーションが有り、
そこには多数の作業者や研究者などが滞在している。
【環境破壊防止のための規制】
地球の大気圏内は温室効果ガスを排出することが禁止されており、
化石燃料を燃焼させることによるジェット推進などは、ある時期からは
全面禁止されている。
(宇宙紛争前から、液体水素と液体酸素によるジェット推進に
切り替える動きはあったが列強各国のエネルギー政策の思惑により、
規制が十分では無かった)
核融合発電の実用化に伴い、エネルギー問題はかなり解決していたものの
航空機に搭載できるほど核融合エンジンを小型化する技術が開発される
までは化石燃料を燃焼させることによるジェット推進を完全廃止する
には至らなかったという経緯がある。
【SG3-GEO大隊】
宇宙ステーションには地上設備の隕石防衛を担うSG部隊である
SG3のGEO大隊(Geostationary orbit 大隊)のメンバーも
駐留している。
SG3の五つの大隊の中で歴史的には最も古い大隊であるが、
宇宙移住が完了し静止衛星軌道上の宇宙ステーションや宇宙エレベーター
の利用が少なくなるにつれて規模が縮小され、一番小規模となっているが
『大隊』の名称と役割は残されている。(詳しくはSGの説明の章に記載)
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