第22話

「えっ、はいはいしつもーん」



ゆるりと壁にもたれかかったハルカが手を挙げる


「はいどうぞ」



「1日1回って、1人1回ずつできるってこと?それとも4人の中で誰か1回ってこと〜?」



「後者です。私の立場でカウントして1日1回です。」



1日に4人も相手にしたら私は4回することになるじゃないか



残念ながら私にそこまでの体力はない!



「早い者勝ちっつーことかよ」



「まあ簡単に言えばそうだけど、別に私以外の女の子連れ込んでくれても全然いいからね?私は1日1回しか致しませんって宣言したかっただけ」



私は別にみんなに私の取り合いを促したいわけではなく、私にかかる負担を減らしたいだけだ



あくまでも私の私による私のための宣言である



私は私が1番可愛いからな!!

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