勇者に転生するはずがラスボスのドラゴンになってるんですけど!?神様訴訟してもいいですか??

無為徒食

第1話

「…ぉーいおーい」

うるさい声に目を開けるとそこには天使の輪っかと羽をつけたイケメンがいた

イケメンであることにイラつきながら

「だれですか」俺がそう聞くと

「神様です」

……は?

「神様です」

何言ってんだ?このイケメン

「君はなんやかんやあって死にました」

人の死をなんやかんやでまとめられた???

というか自称神様やばくない?

「んで死んだ人は生きているうちの行いの良さによって何になるかが決められるんだけどね?

その点君は行いが良すぎたんだわ

だから、俺みたいに神様になるか異世界に転生して生きたいように生きるか

どっちがいい?」


…………本当に何にでもなれるのか?

「なれるよ」

え?シンプルに心読まれた?

なら少しは信憑性があるのか…?

「じゃあ…イケメンの勇者になりたい!」

そう言うと少し呆れた顔で「本当にそれでいいのか??」そう神様は言ったが

何をいう!それでいいんじゃない!それがいいんだ!!!!

俺はモテたい!!!

勇者になって尚且つイケメンだったらモテモテになること間違いなし!!

もしこの神様が本物なら!

乗るしかないだろこのビッグウェーブに!!

「テンション高けーよ、びっくりマークだらけじゃねーか」

「まぁとりあえず本当にそれでいいんだな?」

俺の答えはただ一つ!!

「お願いします!!!!」

「んじゃそれでやっておくから」

その言葉を最後に俺の意識が遠のいていった



目が覚めるとそこには広大な土地が広がっていた

…この世の終わりのような荒れた土地が

そして鱗に囲まれた皮膚が足が…


いやいやおっかしいだろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!



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