2話

 ここで、皆が気になって気になって夜も寝れないであろう、俺が愛音に監禁されている理由わけを説明しようと思う。まあ、勘の良い皆は、もう聞くまでもないって感じかも知れないけど、答え合わせ感覚で聞いてくれ。


 まず、俺が彼女に監禁された日は、二週間前の俺の二十五歳の誕生日……の翌日。実は誕生日の翌日からこの生活は始まっている。


 誕生日――ラインで愛音の家にお呼ばれされたから行ったんだ。

 家に着き、インターホンを押そうと思ったら愛音がちょうど家から出てきて、家に上がらせてもらった。


 因みに、俺も愛音も一人暮らしだ。つまり、家には誰も邪魔する者がいない二人きり状態。そして、今日は誕生日。ムフフな展開があるかもと、ワクワクしていた。


 部屋に通されると、机には豪華な手作りご飯が並べられており、壁には『あきくん誕生日おめでとう!!』と飾られていた。


「じゃあ、改めてお誕生日おめでとうあきくん!」

「ありがとう!」

「「カンパーイ!」」


 愛音が用意しくれたお酒を飲みながら、ご飯を食べた。メニューは全部俺が好きなものばかりだ。

 ご飯が食べ終わると、愛音が席を立ち、台所に向かった。冷蔵庫からケーキを持ってきた。


「じゃーん! 私お手製のお誕生日ケーキ! 愛をいーっぱい込めて作ったんだ」

「おー!! すげー! これも愛音が作ったんだ! ありがとう!」


 俺は愛音がケーキを机に置くのを待って、抱き締めた。それぐらいうれしかったんだ。気持ちが高まりキスもした。


「えへへ! 喜んでもらえてよかった。あきくん、それはまた後でね♡」

「うん」


 後でと言うことは、後でそういうことだよな。今日は楽しくなりそうだ。うへへ。


 ケーキも食べ終わり、俺の腹は満腹になった。テレビを見ながら寛いでいると一緒にお風呂に入ろうとのお誘いが来た。勿論、イエス!


 風呂では、体や髪を洗ってくれた。洗っている途中、愛音さんのお胸が背中に押し付けられ、背中が幸せだった。さらに、夜が楽しみになった。


 そして、風呂を出るとお待ちかねの大人の時間だ。ベッドに誘われ、着たばかりの寝間着を脱がせていく。

 この脱がす行為がまた興奮するから、わざわざ着てもらった。やっぱりこれがないと始まらないぜ!


 愛音さんご自慢のお胸を揉んだり、吸ったり、突起を弄ったりと愛音にも気持ちよくなってもらう。

 軽いキスを何度かし、舌を絡ませるディープキスをする。愛音とするキスは結構好きだったりする。


 キスをしながらも、手は動かし、胸から腹、そして下半身へと移動する。

 パンツの上からでも濡れているのが分かった。キスを止めるとねだるような表情をする愛音。


 俺は、パンツの上からでもくっきりと分かる筋を撫でる。愛音が声を漏らす。

 何度かそうしていると、ピンとなった突起を見つける。そこを優しく弄る。愛音はビクッとし、甘い声を出す。


「ん゛っ……はぁ~……あんっ!」


 俺はパンツの中へ手を潜り込ます。そこはもう、洪水レベルで愛の蜜で濡れていた。少し動かしただけで、クチュと恥ずかしい音がする。

 優しくゆっくりと指を挿れていく。濡れているお陰で寸なりと指を受け入れる。


 愛音の弱い所を擦る。すると、ビククッと反応する。そこを責めてやると、さらに愛の蜜は溢れてくる。


「ダメ……あきくんん……きちゃう……ダメ……あっ~~♡」


 はぁーはぁーと愛音が甘い息をあげている。少しすると、トローンとした表情のまま愛音は俺のズボンの膨らんでいる部分にキスをする。そして、そのままズボンと下着を脱がされる。


「チュッチュッ……レロッレロッ……んっ」


 愛音が愛おしそうにキスをしたり、舐めたりする。

 愛音のベロが気持ちよく、透明の液体が出る。それをペロッと舐める愛音。


「愛音、そろそろ」

「うん♡ 挿れるね♡ んっ……はぁ~……見て、私とあきくんが繋がってるのところ見える?」

「うん、見える」


 愛音が足を広げ、俺と愛音が一つになった所を見せる。愛音は体を上下に動かす。

 愛音の尻と俺の太股が打ち付け合い、パンパンと鳴る。


「はぁっはぁっ……気持ち~♡」

「俺も……」


 体位を変え、今度は俺が上になり、愛音に打ち付ける。

 何回か前後運動を繰り返すと、白い液体が愛音の体内に吐き出させれる。愛音が俺の分身を離さないというように締める。


「はぁーはぁー……大丈夫か?」

「はぁーはぁー……うん♡ いっぱい出たね♡」


 二人でベッドに寝転がり、息を整える。

 そして、そのまま眠ってしまった。


 眼が覚めると朝になっており、隣を見ると愛音の姿はなく、もう起きたのかと思ったら、下半身に違和感を覚えた。


 下を見ると、愛音が朝の整理現象でなる俺の分身を咥えていた。

 朝ということもあり、敏感になっている俺はすぐに果てた。


「んっ……ゴグッ……ふっ……濃いぃ♡ おはよ、あきくん♡」

「お、おはよう愛音」


 俺はベッドから起き上がろうとしたら、ガチャッと突然愛音に手鎖をはめられた。



 これが監禁生活の始まりだった。

 肝心の監禁された理由は――


「こうしたら、おはようからおやすみまで、次の日も、その次の日もずーっと一緒にいられるでしょ? 安心してね? あきくんのお世話は全部私がしてあげるから。だからね、あきくんはこの部屋にいてくれるだけでいいの。欲しいものがあったら、何でも買ってあげるし、エッチなことがしたいなら、私が何でもしてあげる。ね? だから、ずっとここにいてねあきくん♡」


 というわけで、監禁されました。

 愛音が言うように、本当に欲しいものがあったら買ってくれるし、エロいこともさせてくれた。

 監禁というか、まだ軟禁に近い状態かな? 最初は戸惑いはしたけど、よくよく考えてみれば、養ってもらえるし、欲しいものは買ってくれるし、ご飯美味しいし、エロいこともしてくれるし、元々俺は根っからのお家大好きマンだから、この生活もそこまで悪くないと思ってい?。楽なまである。


 皆さんも一度はこのような生活をしてみてはいかがでしょうか? まあ、監禁は犯罪だけな!


🖤 ♡ 🖤 ♡ 🖤 ♡

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