大事な説明会と相談

「まだヒカルちゃん来ないの?」

「うん┅だって王様よ?忙しいんだよ、留守にしてたしね」

「ヒカル君はオーストン国の領主様!国王ですよねぇ~

その国王様の嫁になるんですよぉ~♪ウフフ♪」


「マナミはお気楽ね?良い?ヒカルちゃんには嫁が4人もいるのよ

そうなれば夜の営みとか大変よね?更に私達が加わるのよ?

7人とアッフンするの!

毎日は無理でもそれなりに相手して貰わないと┅┅」


「あのね?その心配は当然だけど今はそんな事より嫁として認められるかよ?

だって王様の嫁よ?町の人達から嫌われたらポイされるかもよ」

「確かにそうです!王様の嫁はそれなりに資格とか必要ですしぃ

私達はこの世界の事を知らなすぎです!」

「まぁねぇ┅ずっと城にいたし少しだけ町に出てたくらいですもの┅┅ねぇ?この世界って違い過ぎない?」


「そりゃあ異世界だもの┅

とにかく常識とか風習とか覚えないと駄目よ!

そしてこの町の事も知らないと駄目よ」

「駄目な事が多いですねぇ~

それと将来はヒカル君の子供を育てて専業主婦でしょうか?

それとも侍女とかが子供を育て私達は妃として振る舞うのですか?」

「「┅┅┅┅┅┅┅」」


マナミちゃんがしっかりしてるねぇ~後の2人はまだまだ子供だ

目先の事しか考えてない

まぁ学生だしな


コンコン┅┅


「は~い!どうぞ!」

「遅くなった、どうかな?この部屋で大丈夫?」

「ええ!充分よ!ベッドは3つでしょ?それに露天風呂も有るしリビング付きなんて豪華よ」

「これはスィートルームでしょうか?良い部屋ですぅ!」

「ゆっくり眠れるわ!さて!話を聞かせてヒカルちゃん~♪」


これは飯を食ってからが良いかな?かなり重い話しだからな


「夕食してから話そうか、時間も時間だしな

リリもマナミちゃんと一緒が良いだろ?」

「リリ!会いたかったよぉ~♪」


«パパ?お腹空いたよぉ»

«これから食べるからね、それと後で紹介したいから沢山お食べ»

«うん!食べるぅ~♪»


オーストン名物の丼物やお鍋で喜んだ3人、久しぶりの米食に歓喜してた

王都では米は普及してないからな

沢山お食べ!

リリも米に夢中だな┅┅顔中米粒って┅


一段落してお茶やジュースを飲み寛いでるね

では重い話をしよう!




「今日あの2人は帰ったけど着いたら愕然とするだろう┅」

「まぁ能力無しで注目させるからね」

「リョウは捕らえられ刑務所送りよ!絶対!」

「大変でしょうねぇ~」


「それが違うんだ┅

俺が魔国へ行ってからその後に聞いたんだよ

帰ったらどうなるか┅┅

アフロディアが言うには前と同じでは無い情報だったよ┅」

「アフロディアって女神様?」

「うん、こっちに来てから世話になってるよ」

「女神様と普通に話せるんですねぇ~」

「もしかして私達が召還された時に白い所で会った神様なの?」

「それはガルーダさんだよ

創造神だけど変な爺さんだよね」


「創造神様って!はぁ~なんか追いてけないわぁ~」

「アフロディアがガルーダさんを問い詰めたら最初の話しと違ってたらしいんだよ

3人だけは同じだけど┅┅」

「確か帰れるのは3人だけで地球ではこっちの能力が無くなるのよね?」

「うん┅俺もビックリしたけど3人が帰らなくて良かったと思ってる」

「もぅ!勿体付けずに話しなさい!」


「あのね?こっちの世界と地球では時間が違うって事なんだ

簡単に言うとこの星の1年間は地球では50年間なんだよ┅」

「えっ!なに?ちゃんと言って!」

「だから今帰ったら地球、日本に着いた時点でお婆さんなんだよ

68歳って事だ」

「地球とこの星では50年の開きがあるのね?

私達こっちに来て1年近く┅

じゃあ68歳┅それに父さんや母さんはもう?死んでるかも┅」


「私の父さんは42歳だから92歳┅アハハ!死んでるわね!

帰っても誰もいないわよ!」

「浦島太郎って事ね┅」

「帰らなくて良かったですぅ┅

でもこれだと魔王を倒しても意味無いですよねぇ~

帰る意味が無いんですから┅」

「アハハ!あの2人浦島太郎で爺さんよ?多分気が狂うわよ┅」


こっちで狂ってたからな┅


「それと勇者特典は知ってる?」

「何よそれ?」

「知らないわ」

「なんかよさそうな響きですぅ┅」

「勇者召還では神様、ガルーダさんが職業にスキルとギフトを授けるんだ

特典ってのはある一定のレベルに達したら付与されるユニークスキルだよ、アイテムBOXと鑑定は召喚者なら必ず貰えるんだ」


「ユニーク!凄い!」

「一定のレベルって幾つ?」

「多分50、100って50レベル毎に付与される筈だよ」

「あっ!鑑定貰ってるわ!

それとエリザベスで放った魔法も!

帝級魔法の【テンペスト】!

なんか頭に浮かんだのよねぇ」


「じゃあレベル確定を越えたんだ

自分のステータスとかチェックしてるのか?」

「そんなの見れないでしょ?」

「イヤイヤ!異世界人なら見れるよ」


「「「えっぇぇぇええ!」」」


「そんなの誰も教えてくれなかったわよ」

「ん?だからリョウの奴馬鹿にしてたのね!アイツ知ってたんだ!」

「どうするんですか?」

「普通にステータスって口にしても良いし頭に念じたら目の前にパネルが出るよ」


「えっ!じゃあステータス!」


名前 葛城 茜 種族 ヒト 年齢 18歳

職業 聖女 称号 異世界人

MP 380000 HP 210000 運 8

体力 52000 器用 5 レベル342

固有スキル

状態異常耐性 毒耐性 呪い耐性

鑑定 1 ??? ???

スキル

聖属性魔法 7 神聖魔法 7 精霊術 1

回復魔法 8 光属性魔法 5 裁縫 6

料理 5 風属性魔法 2 弓術 1

生活魔法 5 料理 3 etc┅

ギフト アイテムBOX ??? ???

加護 創造神ガルーダの加護

愛と光の女神アフロディアの加護


「これが私のステータス┅」

「レベル342だから後8個上げたらこの?マークに新しいスキルが出るのね?」


名前 野口 理子 種族 ヒト 年齢 18歳 職業 大魔道師 称号 異世界人

MP 520000 HP 350000 運 5

体力 46000 器用 5 レベル 255

固有スキル

状態異常耐性 毒耐性 呪い耐性

帝級風魔法 鑑定 1 ???

スキル

全属性魔法 8 回復魔法 5

暗視 3 雷魔法 2 氷魔法 2

生活魔法 5 投擲 5 料理 2 狂化 5 人格変換 5 ネクロマンサー1 etc┅

ギフト アイテムBOX ???

加護 創造神ガルーダの加護


「へぇ~全属性魔法が使えるんだ

やっぱり使ってないのはレベル低いね┅┅狂化と人格変換ってエリザベスかしら?」

「そうかもね┅┅でもでも!これで使えるスキルが分かったからレベル上げて役立つわよ┅はぁ~」


名前 須藤 真奈美 種族 ヒト

年齢 17歳 職業 巫女

称号 異世界人

MP 420000 HP 320000 運 8

器用 7 レベル 168

固有スキル

状態異常耐性 毒耐性 呪い耐性

鑑定 1 ??? ???

スキル

火属性魔法 5 風属性魔法 5

水属性魔法 5 土属性魔法 5

闇属性魔法 5 生活魔法 5

回復魔法 5 雷魔法 5 氷魔法 5

槍術 3 裁縫 3 料理 1 隠蔽 1 etc┅

ギフト アイテムBOX ???

加護

創造神ガルーダの加護


「マナミちゃんの成績は平均してるわね」

「でも私達このアイテムBOXってのを上手く使って無いですよねぇ~

色々と便利なんでしょう?」

「収納だから凄く便利だよ

でも知られない様にするんだ、これは異世界人しか持って無い物だから」

「それは知ってる!なんでも入るし無制限でしょ!時間とか止まってるのよねぇ~!隠さないとヤバイって教えられたよぉ~♪」

「はぁ~とにかく能力の確認とこの世界の事を勉強しないと駄目だな」

「それは話してたよ、何も知らないからね、他の情報も教えて?」


「他は俺が捨て子だったって事かな、さっき母さんから聞いたんだよ、リアナとビアンカは知ってたようだ

まだ頭が混乱してる┅┅

それとアフロディアから世界樹へ会いに行く様に言われたんだ

みんなも行く?」

「「「うん!行くぅぅ!」」」

«パパ!私も!»

«勿論だよ»


「町の事とかは代官のミハエルと執事のセバスに頼んでる

俺は少ししたらエルフ国とフローデル王国へ行く

3人は家で勉強と能力確認をして欲しい

セバスが世話するからなんでも聞いたら良い」

「ええ!置いてけぼりなの?

他のお嫁さんと一緒かな?」


「リアナは一緒だよ、だって彼女ハーフエルフだから

ビアンカは残って貰うよ、彼女は俺の魔法の師匠なんだ

だからみんなに魔法を教えて貰うよ」

「それは助かる!ちゃんと教えて貰って無いから」

「私に投擲とかのスキルがあるのよ、誰か教えてくれないかな?」

「それはセバスが大丈夫だよ、マナミちゃんには槍を教えてくれる筈だ」


「私は弓なんだけど?」

「それは母さんが良いな、母さんもハーフエルフで弓の達人だから」

「ホント!やったぁ!でも本当の親子じゃ無いのよね?

ショックだった?」

「まぁ少しは┅┅」


「まだ会って無いからなんとも言えないけど、明日は町の人達に紹介してくれるんでしょ?」

「ああ、朝から回ろう、冒険者ギルドも行かないとだね」

「私達は冒険者カードは持ってるわよ?D級よ!」

「移動登録しないと駄目だね、ミハエルとセバスにちゃんと紹介するから、そして家に移動だよ」

「新しい生活が始まるんだね!

この異世界が私達の住む世界!

良い事有ると良いな┅┅」


「みんなを幸せにしたいから俺に着いてきて欲しい!

俺には責任も有るからね

嫁が多いけどこれはこの世界では当たり前だと理解して欲しいんだ

そして嫁同士仲良く家族として接して欲しいよ

それとだが俺の事をラインハルト、ライトと呼ぶように!

分かってると思うが橘 光は死んだんだよ

ライトだからね?」


「「「わかった!」」」


アイテムBOXの良い使い方を教え各自中身を確認するように言って宿を後にした

マナミちゃんはリリとの別れを悲しんだが慣れて貰おう

家に転移して戻るとリアナとビアンカにミレルバが待っていた

3人は既に仲良しで3姉妹みたいだ


「お帰り、どう?あの子達落ち着いた?」

「ああ、でも帰還の詳細を話したら驚いてたよ」

「異世界人かぁ┅王国も嫌な事をするわね」

「神様もいい加減よねぇ~」

「ミレルバはどうかな?」

「ええ┅┅安心したってのが本音かな┅私は魔族でしょ?受け入れてくれるかな?なんて┅」

「それは大丈夫よ!この町のヒト達はそんなの何とも思わないから、まぁ冒険者は注意よね」

「特に流れの冒険者は駄目よ、彼等は魔族を嫌ってるからね」

「戦争して敵だったんだ仕方ないよ、でもこの町、国はそんなの関係無いから、獣人とか亜人種とかの差別は無いし魔族も同じだよ」


「ここは夢の国ね┅

世界中がそうなれば良いのに┅」

「これからはそうなるしか無いよ

魔王とか2度と現れないし種族差別してたら遅れてしまうとわかったからね」

「ねぇ?獣王国はどうするのかしら?これ迄通りに獣人だけの国に拘るかな?」

「多分だけどそれは無くなると思うよ、他の国が差別しなくなるなら獣人達の行動範囲が広がるからな、ヒト族を受け入れて良くなる様に考えると思うよ」


「東大陸は種族差別が無いんでしょ?こっちも早くそうなると良いわね」

「全くだね、それとエルフ国とフローデル王国へ行くんだ

リアナと行くけど良いかい」

「仕方ないよ、リアナは行きたかったんでしょ?でもハーフは嫌われないかな?」

「ライトの嫁として行くからそれは無いと思うわよ」

「王様の嫁だからお妃様でしょ?

正式訪問だから嫌な顔はしないわよウフフ」


家にはメイドが5名、家事ゴーレムが10体働いてる

セバスは隣の屋敷に住んでるし侍女さんも隣に3人が控えてる

そしてガンプ爺は離れの家に住んでいて工房も3つ建ってる

主に酒造所だがね

町の酒造所は量産工場でビール、ウィスキー、ワイン、ブランデーが主用品だ

最近はバーボンも加わり振る生産中だとか


「ライト?今夜はミレルバが最後よ、朝は一緒に起きてね♪」

「┅┅初めてなので┅┅宜しくお願いします┅」

「ウフフ♪初めてって懐かしいわね、いっぱい愛して貰いなさい」


カァー!恥ずかしい!

そんなの平気に話すかね?

ミレルバは真っ赤でモジモジしてるぞ!

お2人さんは待ってる体制ですな?お久ぁ~ですからね♪

この所忙しくて疎かでした!

10日ぶりかぁ┅激しいかも?


その夜の営みは案の定激しく回数も多かったです!

でも空間ルームだからマッタリとした時間を堪能しました!


「この部屋は?┅┅」

「この部屋は異空間の部屋で時間が止まってるんだ

中に5時間いても外へ出ると入った時の時間だよ

時間停止機能付きのマジックバッグと同じ原理だよ」

「凄い!じゃあ拡張とかも?」

「うん!何処までも広げられるし生き物が入れる、そこがマジックバッグと違う所だよ」

「生き物でも沢山入れるって事ね?それで転移したら┅┅」


「アハハ!軍隊とか?まぁ可能だね、でも俺は避難とかに使う方だよ、大勢の転移は魔法陣での転移にするさ」

「それがアナタには出来るって事ね┅┅初めから敵う筈が無かったのね┅」

「俺は戦争には参加してないぞ、来た敵を排除しただけだ、これからも来る敵は倒す

でもこちらからは攻めないよ

馬鹿らしいからね」


「ウフフ♪面白いわね┅

ねぇ?アナタは使徒様と同じよね?でもその力を隠してる

どうして隠すの?」

「隠すと言うより使う必要が無いだろ?今回は仕方無く使っただけだ、相手が魔王だったからな

俺は何事もなく普通にのんびり暮らせれば良いんだよ

家族と一緒に楽しくね」

「それは私も望む暮らしよ┅┅

平穏な暮らし┅┅」

「そんな毎日をこれから送るんだよ┅┅」

「あっ┅┅ええ┅好き┅┅」


やはりイターイ!ヒール!を繰り返し次第にアッア~ン♪と何度も絶頂して逝きました~♪


いやぁ!凄いカラダでした!

魔族の女性って肉質が少し硬くおっぱいもお尻も弾力が凄いですぅ

そしてアソコが狭く窮屈で難儀しました┅┅


官能の時間を味わい満足した彼女はぐっすり眠ってる

その顔は全てを委ね幸せな顔だった┅┅


母さんとはあれから会って無い

なんか気まずくて怖くて会えない

答えを持って無いからだけど┅


朝はアカネ達をミハエルとセバスに紹介して和やかに話して冒険者ギルドへと向かった

アカネとマナミちゃんの登録はD級スタート

リコは昇級してC級だった

久しぶりにギルドへ正面から入るとざわざわと騒がれる?


「ライトさん!久しぶりです!ギルマスが待ってますよ!」

「ネーリンさんが?なんだろう?」

「お嫁さん達の事でしょう、登録するんでしょ?」

「ああ!そう言う事か、了解!」


ギルマスの執務室へ入るとネーリンさんとマチルナさんが待ってた


「ライト君!否領主様かな?」

「ライトで良いですよ、この3人が新しい嫁さん達で登録カードの移動届けをお願いします」

「嫁さんかぁ┅彼女達が例の勇者様だね?」

「ええ、でももう勇者では無いですから、普通に冒険者ですし俺の嫁さんですよ」

「まぁライト君自体が規格外だから何も言わんがやはりD級止めかな?」

「いえ、等級は止めません、もうシャルタン王国とは関係無いですからね、普通に戻ります」

「ではライト君はSS級冒険者だ、カードを出したまえ」

「アハハ┅┅しょうがないなぁ」


最高ランクがこの2つのS級なんだ

カードはアダマンタイト製でシャルタン王国内に誰もいない


雑談して冒険者ギルドを後にした、戦争が有ったとは思えない程に町は平常だったのは嬉しかった


「ここが君達が住む家になるんだよ、出来たばかりだから何か不都合があれば言ったら良い

直ぐに改善するから」


部屋には名札が掛かっていて各自その部屋へ入った

荷物はアイテムBOXにしまわせてるから早い

朝からこのアイテムBOXで一悶着あったが無事に使えてホッとしたんだ


「リアナです、宜しく」

「ビアンカよ、仲良くしましょう」

「ミレルバです、宜しく」

「┅┅3人さん!凄く綺麗!」

「はぁ~なんて素敵なんでしょう」

「まるでモデルさんですぅ!」

「アハハ、それは嬉しいけど3人も美人だよ」

「そうよ、その黒髪は素敵ね?」

「黒い瞳も神秘的よ!」

「とても可愛らしいですね?羨ましい┅┅」


こんな感じで褒め合って直ぐに打ち解けたんだ

そして母さんとも凄く打ち解け笑い合ってた

母さんの年を聞いて固まってたけど┅┅


『ちょっとライト!大変よ!』

「なんだよ今度は?」

『森の奥にある湖でドラゴンとフェンリルが争ってるの!

あの辺り酷いわよ!

精霊や妖精が困ってるわ!

助けてあげて!』

「わかった!奥の湖へは行こうと思ってたからな、直ぐに行くよ」


「どうしたの?」

「シルファが森の奥でドラゴンとフェンリルが暴れてるってさ

ちょっと行って来るよ」

「じゃあ私も行くわ!フェンリルに会いたかったからね!」

「リアナ?まだ拘ってるのか?」

「そりゃ子供の頃に会って又会おうって言ってたでしょ?

そのドラゴンが敵よ!」

「ドラゴンがいるんだ┅┅」


「ここはリアナに任せるわ、ライト?分かってるわよね?」

「ああ!リアナの友達だからな」


2人で飛んでその奥の湖へ向かった


「あれね?凄い魔力の揺れよ!」

「森も荒らされてる、災害だよまったく!」


湖の横でドラゴンとフェンリルが激しく戦ってた!

ドラゴンは全長20mの巨体!

フェンリルは体長5mと小さいが空を駆けて攻撃してる

あれは風魔法の結界?シールドを足場にして駆けてる


ドラゴンのブレスは森を焼いて迷惑千万!

レッドドラゴンだからって火を撒き散らすな!


『フェンリルよ!助太刀するぞ!』

『いつぞやのヒト族か┅なんだかすっかり変わったな』

「私を覚えてる!あの時の子供よ!又会えたね!」

『小娘か┅┅そっちも成長したな┅┅変わったのか┅

よいか!このトカゲは精霊を喰うなど許せん!だから倒す!』

『ケガしてるだろ?俺に任せろ、直ぐに始末するから』

『言う様になったな┅ならばその成長を見せてくれ!』


今にも飛び発ちそうなドラゴンにお得意の光魔法のレーザーショットを連続でおみまいする!

ドラゴンの羽は穴だらけ!

狙いを定めて眉間を貫いた!

何時もの攻撃だ!

急所攻撃!レーザーは最強だ!


ズズン!ドッシャーン!


崩れ落ちたドラゴンをさっと収納する、今夜はドラゴンステーキだぞ!やったぁ!


『┅┅┅こうも簡単に仕留めるとは┅┅』

『ワイバーンとかこの攻撃で仕留めるんだ、簡単だろ?』

『フフ┅強くなったな┅そして最早神になりおったか┅』

「ホラ!足をケガしてるでしょ?もう!ヒール!キュア!┅┅これで良いわね」


『小娘も成長したな┅┅我は年を取った┅もう5000年も生きて来た┅この先も有るのだろうか┅』

『なぁフェンリル?お前リアナと契約しないか?』

『小娘とか?それは無理だ、小娘では魔力が足らん┅

お主なら可能だがな┅』

『そうか┅ちょっと待て』


「フェンリルはリアナとは契約できないってさ、魔力不足らしい

流石はフェンリルだな、かなりの魔力が必要だぞ」

「ライトなら良いんでしょ?だったらライトが契約するの!絶対よ!」

「わかったよ┅」


『俺と契約しろってさ!』

『フフン!ならば小娘は娘と契約すれば良い、向こうに隠れてるぞ、まだ幼子だがフェンリルだ

我は老いぼれだ、そう永くは生きられん、だがヒトよりは永く生きれるだろう┅

契約するぞ、名を与えよ』

『名前かぁ┅シロで良いか?』

『安易だな┅そのシロとはどんな意味だ』

『俺の故郷で白いと言う事だ』

『我が白いからシロか┅┅安易だな┅良かろうシロ!我が名はシロだ!』


シロの額に紋様が現れ光りその紋様は俺の額にも光ったようだ

するとゴッソリと魔力とマナを持って行かれた!又かぁ!


「リアナ?向こうの木の影に幼子がいるんだってさ、その子と契約しろだって、リアナの子だよ」

「ホント!どこ!どこ!┅┅キャア!カワイイ!アナタが娘ね!私と仲良くしましょ!」

「名前を付けたら契約完了だよ」

「名前┅┅女の子┅カワイイ┅リル!でどうかな?」

«キャン!キャン!良いよぉ~♪主!»

「主は駄目!リアナよ!リアナ!」

«リアナ┅┅良いの?»

「ええ!お友達!家族よ!」


どうやら契約出来たようだ

でもリアナは魔力とマナを取られたの気付かないのか?

嬉しくて感じなかったか┅┅


『どうやら念話は通じるようだ』

『なぁシロ?お前若くなっただろ?かなり魔力とマナを持って行ったな?』

『フフフ┅ああ、しばらくしたら覚醒睡眠するだろう

小さくなるから眠ったら連れて行ってくれ┅』


シュルシュル!と子犬の姿になり眠ってる

リルも寝てる!覚醒か?進化か?

リアナは母親みたいに抱いてるな

じゃあ転移して戻ろう!

家でも騒ぎになるだろう┅

リリとは仲良く出来るのか?

神獣同士だ!どうにかなる!

筈だよね?




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