勇者達の苦悩
(ヒカル君!どこなの!どこにいるの!どうしてヒカル君だけ!)
カツラギ アカネはずっと苦しんでいた
彼女はヒカルを好きで愛していると言えたからだ
その彼を最後に見たのは魔法陣に半分乗ってた姿
半分だったから残ったかこちらへ来たのか定かでは無い
しかし愛の力なのかこの世界へ来てると確信してる
聖女の称号持ちで神聖魔法!
聖属性に光属性と精霊術もだ!
誰が見ても真の聖女様!
転移して変わったその美貌とスタイルも神官服を纏えば大聖女様!である
勇者一向の扱いは様々で勇者のクドウ スグルとアカネは個室
ノグチ リコとスドウ マナミは同室で2人部屋
カワベ カイトとナギラ リョウも2人部屋の同室扱い
リョウは凄く不満でカイトと別々にしろと訴えた
何故ならカイトはアカネへの夜這い襲撃後捕らえられ牢へ入れられた事にビビリ
お気に入りのメイドだけを連れ込み毎日アッフンする始末
同室だが部屋は別、しかし仕切り無しだから声も聞こえる見えるでウンザリしてる
「マヌエラ王女!馬鹿カイトと部屋を別にしてくれ!
あの野郎毎日メイドとやりやがって!」
「しかしリョウ様は私達の組んだ訓練を良く休まれますね?
ステータスも上がらずレベルも低いですよ?
それに引き換えカイト様はレベルが上がりステータスも良くなってます
アナタ様に与える部屋はまだありません!」
「じゃあ俺がレベルアップしてアイツを越えたら良いんだな?」
「ええ勿論ですわ、賢者様に相応しい扱いを致しますよ?
でも今はそこらの冒険者と同じですわ!精々励んで下さい」
この王女は冷たかった!
何故なら勇者スグル攻略に躍起になってたんだ
あわよくば婚姻を考え企む
勇者の嫁なら馬鹿な貴族子息との婚姻から逃げられる
現在公爵家のどうしようも無い馬鹿息子との婚約話しが進められてる
(あんな愚かなボンボン息子達よりスグルが良いに決まってます!
あの顔に逞しい体┅┅きっと私を満足させてくれますわ
異界のオスはこの世界の男よりナニが数倍とか┅┅
あのカイトのモノもメイドの話しを聞いてデカイと知ってますわ
スグルのはもっとデカクて優秀でしょう!
そのモノで突かれる!アア~早く欲しい!固くて大きいのを!)
こりゃ駄目だ!エロ惚け!ヤリマンじゃねぇか!
王女だろ!節操を身に着けろよ!
カイトは凄く満足してた
良い女が犯り取りみどり~♪
どれも美人でスタイル良し!逆らわないで股を開くと有ってはウハウハだよねぇ~♪
マナミはリコを恐れていた┅┅
そしてアカネの部屋に逃げていたんだ
「アカネさん!私リコさんが怖いの!何を考えてるか分からないし気持ち悪い笑い声なのよ!
アカネさんと一緒が良いの!」
「良いわよ、ずっといてもね?
それより私は訓練してレベルアップするわ!そして力を付けてここを出るの」
「城を出て町へ?」
「ええ!そしてヒカルを探すのよ!彼は1人なの!1人でこんな世界に放り出され魔物とかいるのに┅┅」
「ヒカル君は大丈夫ですよ、だって異世界の事を知り尽くしてますからね♪
今頃はチート能力で魔物を狩って冒険者してますよ~♪」
「だと良いけど┅┅でも物語やアニメとは違うのよ?
現実世界なのよ?それに能力が無かったら┅┅」
「あっ!それは無いですよ、異世界人は何らかの強力な能力を授かります
アカネさんは聖女でしょ?
神聖魔法なんて凄いですよ!」
「そうなの?私はあまり知らないから┅┅」
「私もそれ程知ってる訳じゃあ無いですけど、常識の範囲で知ってます
ヒカル君がこの世界に落ちたならきっと凄い能力持ちですよ♪
チートです!チート!」
「そうかなぁ?┅┅」
まぁそうだけど┅┅マナミちゃん怖い!預言者?
ノグチ リコは楽しんでた♪
勝手に町へ降りて金も使い放題!
城に閉じ籠ってるアカネやマナミを朝笑ってた
(馬鹿よねぇ~♪こんなに面白いのに閉じ籠ってるなんて!
それにこの町の人達みんな優しいじゃない♪
私を見たらペコペコして凄く親切よ~♪
食べ物も美味しいし!スイーツはイマイチだけど肉は良いわぁ~♪太るんじゃないかな?
どこが危険なのよ?ウフフ)
それはチガーウ!影で暗部が護衛しとるちゅうねん!
冒険者とか絡んで来るんだぞ!
ヒト拐いとかザラだぞ!
特にオマエは狙われやすいんだ!
おまえのそのカラダは犯罪なんだよぉ~!
なんだよ巨乳って!Gカップですかぁ!┅┅┅俺はデカ過ぎるのは嫌いだ!垂れるし┅┅
しかし!この異世界を満喫してますなぁ?心境の変化?
スグルは?アイツは糞真面目で朴念仁だからな┅┅
それにアカネの事を┅┅
「スグル様!どうして私を避けるのですかぁ!
いつも逃げて話してくれませんね?」
「俺はそのぉ┅┅アナタのその格好が苦手なんです
その肌が露なのが見れません!」
「あら?この胸ですか?それとも脚?ウフフ♪
スグル様が望めばハダカになりますよぉ~♪」
「だから!俺はカイトとは違う!
好きな人と結ばれるのが望みなんだよ!
直ぐに股を開く女は要らないんだ!」
「グヌッ!わたくしがそんな女だと思ってると?
スグル様はこの私の思いを知らないからです!
こんなに愛おしく思ってるのに┅┅駄目ですか?」
「辞めろ!なんで服を脱ぐんだ!俺は!俺は!┅┅ゴクッ」
「ほら?これがオ・ン・ナですよぉ~♪
スグル様を思ってこんなに濡れてます┅指で触れて見ては?
そう!そうです!柔らかくて熱いでしょ?
そしてアナタのコレも┅
凄い!なんて凛々しくて大きい!┅┅アハァ~素敵!硬くて大きい♪こうしたら?グチュ┅ジュパ┅」
「うっ┅┅はぁはぁ頭が痺れる┅┅これが?あっ!グッ!出る!駄目だ!┅ドピュ!」
「ウフフ♪凄く多くて濃いのね?まだ硬い!凄い!ほら?おっぱいを吸って┅そして私の中へ┅┅そう┅┅あっ!アッハァ~良い!
もっと!やっとスグル様と!
アッアア~ン」
ちっ!スグルの奴陥落かよ!
色仕掛けには負けたか┅┅
若いからな┅しかしアイツ?
絶倫持ちかぁ?何度も?
クフフ!あの王女も骨抜きになるぞ?スグルは真面目だから底が無い、腰が砕けるぞ王女さんよぉ~♪こりゃ傑作だ♪
『宰相!シャルドよ!どうなっておる!勇者達の成長は急がねばならんのだ!
辺境伯領地の様に魔物が活性化しておると言うのに!』
『大丈夫かと!王女様がしっかりとやっておられます』
犯ってるの間違いじゃね?
『魔王が復活して半年だぞ!
既に2、3ヶ国が潰されたのだ!
魔王は勇者で無くては倒せんのだぞ!ええい!忌々しい!
あれはスグルじゃったか?
あの者は魔王を倒せるのか?』
『現在レベル80と聞いてます
ダンジョンでのレベルアップで直ぐに100や200は行くと思われます』
『では勇者一向を大迷宮シャールジャへ向かわせるのだ!
しかし!聖女は駄目だぞ!
あれ程の者を魔物にキズ付けさせられん!あれは宝だ』
『では聖女以外の5名を向かわせます』
(聖女アカネ┅┅あの女は何か企んでる┅陛下は甘いのだ┅
聖女だからと言って守るとは┅)
良かったね?アカネ┅
王さんは聖女に何か思いが有るようだ┅┅蘇生か?誰を?
(聖女が覚醒すれば我が愛しのマリアンが蘇生出来る┅
マリアン!待っておれよ┅)
「どうして私だけダンジョンへ行けないのですかぁ!
レベルアップするのは皆と同じでしょ?
私だけ除け者ですかぁ!そうですかぁ!ならば森へ行きます!
勝手に行きます!
ええ!聞きませんよぉ!
王都の森も魔物が多いと聞きました!行きます!ええ!1人で行きます!」
「お待ち下さい!聖女様は必要無いのです!ヒーラーはパーティーの支援職ですから攻撃は不要ですから!」
「いいえ!これは私自身を守る為でもあります!足手まといは嫌ですから!強くなりたいんです!
では!」
「ああ!聖女様ぁ!そんなぁ!私がお仕置きされますの!」
いけいけ!アカネ!そして強くなれ!嘘ばっかしの奴等の言う事を聞くな!
そして会おう!待ってなよ!
文字通りアカネは森へ行き魔物を倒した、それも大量に┅
アカネの中にヒカルの知識が備わってるから?┅
【レーザーショット】!
(これは無敵ね?ヒカルがテレビ見て言ってたわ!
あのウルトラマンも光攻撃だって!それに医療でも癌もレーザーで焼くもの!
そうだ!ウルトラマンならビームよね?
ビームならどうなるの?やってみよう!)
【ビーム!】あらあら!止めて!森が消滅するぅ~!
はぁ~ビームをそんなに周りに向けて放てば偉い迷惑だよ!
大量消滅って!どうすんだ!
王都の森が1部消滅した┅┅
冒険者ギルドではドラゴンがブレスかました!と大騒ぎ!
そりゃそうなるわな┅┅
順調にアカネはレベルアップしてスグルより高いレベル!
すげぇな?300だって?
余程強い魔物が潜んでたな┅
「くそっ!カイト!武器を持て!拳だけじゃ無理だ!」
「ヘン!俺は拳聖なんだぞ!
こんな魔物に負けるかよ!」
「そんな馬鹿は放って魔法を打つわよ!さぁ!マナミちゃん!魔法よ!巫女様!イッケェ!」
「アワアワ┅┅そんなぁ┅┅では┅┅ファイヤーボール!」
ヒュルヒュルドッカーン!
「ヒャア!凄い!木っ端微塵よ!」
「おい!馬鹿マナミ!俺が死ぬだろうが!ちっとは考えろ!」
「ヒャイ┅アワアワ┅」
「なによ!ボヤボヤしてるからよ!文句言うならサッサと倒しなさいよ!」
「ウルセェ!うるせっ!ウルセェェェエエ!俺に指図すんな!」
コイツ馬鹿カイトでパーティーの編成も攻撃もチグハグ┅駄目だこりゃ~
リコは魔法使いだが何もしないのは?なんで?
マナミちゃんは巫女だから大抵の魔法が使えるようだぁ~♪
良いね!マナミちゃん!ガンバ!
勇者パーティーはその後3ヶ月もダンジョン攻略をしてヅタボロボロの疲労困憊
カイトは女切れで冒険者に当たり散らし嫌われるがめげずに女冒険者の尻を追う毎日とは┅┅
ゴブリンかよ!
アカネとマナミちゃんは着実にレベルアップしてスキルも獲得していた
リコも隠れてレベルアップしてたとは!
皆が寝た後に1人で攻略してたとは!何か企んでるね?
まぁ良いけど、彼女はマナミちゃんを守ってるからねぇ~♪
落伍者はカワベカイト1人
レベルが上がらず拳に拘りスキル獲得も無し
武器も取らずケガばかりでポーション代が馬鹿にならない
ホント捨てられっぞ!
ここは日本じゃねぇってのぉ!
『陛下!あのカイトとか申す者はお荷物でしかありません!
パーティーでも浮いており言う事を聞きません
我が儘放題で女ばかりせがむ変態ですぞ!見切りを!』
『それ程か┅┅しかしのぉ┅
勇者として召還したのだ勿体ないでは無いか』
『ではあの者に隷属の首輪を掛けるのは?なれば変わるやも知れません』
『言う事を聞かぬならそうするしか無いで有ろう
拳聖なのだどんなスキルが有るやも知れんからな?ククク』
首輪を掛けられたカイトはみるみる変わりまるでファイター!
バイオレンス!スキルも結界の盾を得て拳聖の名に恥じぬ戦いをする様になった
女狂いも無くなり首輪には反対だったがおとなしいカイトに安堵したのだった
リコはその行為を見てから変わった、レベルアップに励み1人でもレベルアップして大魔導師として覚醒したのだった!
(やはりヤバイよねぇ~♪奴隷なんて嫌!こんなトコ早くオサラバよ!スグルに任せて逃げるわよ!オッホホ!アカネちゃんとマナミちゃんも一緒によぉ~♪)
そして冬が来る前にと計画して実行したのだった
「スグル君悪いけど私はヒカル君を探しに出るわ
どうせ魔王は倒さないと帰れないからその時は来るけど今はヒカル君が心配なのよ
じゃあ王女様と仲良くやってよ!バイバイ~♪」
「アカネ!行くな!俺はお前が好きなんだ!行かないでくれ!」
「フン!なによ!王女とアッフンしてるのに二股なの!
見くびらないで!私はそんな女じゃ無いわ!
精々あのアッフン女と犯りなさいよ!じゃあね!」
「アカネー!」
良いぞ!良いぞ!もっと言え!
アッフン王女って良いネーミングだねぇ~♪
スグルも結局やりたい猿だったのね┅┅節操ねぇ~!
ありゃムッツリだな!
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