第7話


「願いは、叶えてみせる。“あの日”の誓いは、必ず果たすわ」




“あの日”の決意を思い浮かべた瑠璃の瞳に、強い光が宿る。



例え、



紫龍の人達を利用したとしても、構わない。





誰に罵られようと、



蔑まされようと、思い描いた“夢”を、何があろうと瑠璃は諦めるつもりはない。





………何を犠牲にしようとも。



「………はぁ…」



紫龍との、これからの付き合いの憂鬱さに瑠璃は肩を落とした。

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