オマージュって楽しい~
今作に限らず、作品に対比やオマージュを取り入れるのって好きなんですけど……わからんよね!
みたいなのもやっちゃうわけで。
せっかくの二次創作なので解説とかちょっとしてみようかなぁなんて思ったり。
興味があったらのぞいてみてください。
・主人公ジャニスのキャラクター
主人公ジャニスは色々な要素をシアハニー・ランデヴから取り入れています。
名前は……勿論作者のジャックさんから。
生い立ちはシアハニー・ランデヴの主人公デュランにかなり寄せています。
・パン屋“トパーズ”
シアハニー・ランデヴでもパン屋がピックアップされましたが、そのパン屋をアネモネが買い取った……というのがトパーズです。
トパーズは色々な色がありますが、昔は金色の宝石は皆トパーズと呼んでいたらしいです。
金色はデュランの瞳の色。
あの店はアネモネにとって宝石のような思いでの象徴なのです。
・お供え
花束はもちろん赤いアネモネです。
アネモネは5月の花らしいので温室で特別に用意したものになります。
もう1つのお供えのキャンディ。
アネモネはデュランと会うたびにお土産にキャンディを持ってきていました。
それは50年経っても変わりませんでした。
・黒パン
アネモネが注文した黒パンはデュランから分けて貰っていたあの失敗作を元にしたものです。
ただし老齢のアネモネの為にマチルダの手でいくぶんか柔らかくしてはあるようです。
・店内BGM
デュランの口ずさんでいた子守り唄の曲がかかっていました。
・ジャニスと暴漢
すぐに退場したバリーと取り巻き。
彼らはデュランの悲劇の始まりとなった最初の殺人、その犠牲者のオマージュになっています。
実はリンクでの該当シーンではジャニスはアネモネの立場になっていました。
そのジャニス自身が解決してしまうことで、ランデヴとは決定的に違う流れを演出しています。
・アーロンの持ってきた情報
実はこれが一場わかりにくいのですが、あの情報はアーロンが拷問により得たものです。
それをプレゼントとして届けにきた……つまりデュランの拷問とプレゼントに対応しています。
あのプレゼントがデュランにはさらなる悲劇をもたらしましたが、ジャニスには父の汚名を晴らすものになりました。
ここもランデヴとは逆の流れを演出していました。
ざっとこのくらいでしょうか?
あとは作中でも分かりやすくしてあるかなと思います。(ラッカムの祖父が探偵とか)
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