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  • 即物的なからだへの応援コメント

    こんばんは。
    生理?つわり?花粉症?病気じゃないよね?と考えている人は全員読みなさい!読まねばならない!という気持ちになりました。
    人、や、読みなさい、は初めはもっと過激な表現でしたが佐藤宇佳子様の緻密なご検証に対して失礼にあたる、と思いまして修正いたしております。
    素晴らしいエッセイをありがとうございます。こちら、本番作品でなくて大丈夫でしたでしょうか。選考者としましてはそちらだけが心配でございます。

    犀川様エッセイ自主企画へのご参加、誠にありがとうございました。

  • 即物的なからだへの応援コメント

    大変興味深く拝読いたしました。論理的な思考と、実験の精神、データの取り方などを読む限りでは、貴姉は「実験系」の「理系の人」ではないか、と感じました。

    3週間で1.5Lの出血は大変だったことと存じます。本文中に上げられていた、1週間足らずでHbが半減された方、輸血を考慮してもよいのかもしれない、と思いました。

    貴姉のおっしゃる通り、人間の身体は、基本的な「算数」レベルで動いていることが多いです。「全身管理」と聞くとものすごいことをしているように見えますが、おっしゃる通り、見ているものは「水分」の出納のバランスがとれているか、呼吸によってしっかり血液は酸素化されているか、血圧が維持できて、全身の隅々にまで血液が送られているか、必要とするエネルギーやビタミン類が適切に投与されているか、を見ているにすぎません。入りすぎていれば、出るのを増やしたり、入れるのを減らしたり、足りなければ入れる量を増やしてあげたり、ということを、注意深く管理することです。

    当方は内科医なので、日々、そのような単純な出納に向かいながらの仕事です。

    余談ですが、鉄剤による貧血の治療のゴールは、「ヘモグロビン値」が正常化することではなく、身体の「鉄の貯金」である「フェリチン」の値が正常化することです。医学生時代に学習しているはずのことですが、多くの医者が忘れています。内服治療では、3~6カ月、過多月経の方はさらに治療期間は長くなります。


  • 編集済

    即物的なからだへの応援コメント

    すっごく面白かったです!
    でも、その後お体の方は大丈夫ですか?心配です(><;
    「女性用救急箱にナプキンひとつ」でダメだこりゃ!と思い、ものすごい出血量の生理と症状にヒィーッ!早く病院行ってー!となり、好奇心むくむくからの理系な流れに笑ったり青くなったり、非常に興味深く読ませていただきました。
    1.5L、凄まじいですね。出産より多い。(もちろん期間等、違いますが)
    生理を経験できない男性にはもちろん、主に自分の生理しか知らない女性にとっても貴重な体験談だったと思います。
    主観だけでなく具体的な数値として記録が残ってるのも良かったですし、「出れば出ただけ減り、入れれば入れただけ増える」が可視化されてすごい!!!ってなりました。
    なかなか巡りあえない「当たり前」を実感する機会を、こちらの作品で得ることができました。ありがとうございます!

    作者からの返信

    きみどりさま

    こんにちは。拙作へお越しくださり、どうもありがとうございます。ちょっとやらかしたかなあと思っていたので、すっごく面白かったですのお言葉に励まされました!
    体調は、ぼちぼちですということで…… (^^;) ご心配下さり、ありがとうございます m(_ _)m
    1.5Lはちょっと引きますよね。出産は順調にいけばそこまでの出血はないのかもしれませんが、ちょっとしたトラブルですぐに危険な大出血につながりますよね。ごく短時間での大出血になりますから、死にかけましたという話もよく聞きます。あの緊張感に比べれば、まだ穏やかな体験でした。

    > 主観だけでなく具体的な数値として記録が残ってるのも良かったですし、「出れば出ただけ減り、入れれば入れただけ増える」が可視化されてすごい!!!ってなりました。

    うわあ、この体験で私の感じたわくわくポイントをすべて読み取ってくださっています。このコメントを読みながら、そうなんよ、そこなんよ! と悶えさせていただきました。

    楽しんでいただけて本当に嬉しいです。コメントと、星でのご評価までいただき、どうもありがとうございました!

  • 即物的なからだへの応援コメント

     こんにちは
     なかなかコメントしにくいテーマのエッセイですが、そう思ってしまう事自体が社会から無意識のうちに刷り込まれてしまった感覚なのでしょうね。

     具体的に数値化すると驚く事って多いです。私は東京でのサラリーマン時代、会社への往復移動時間が一日に三時間ぐらいありましたが、平均で年の労働日数が280日くらいだとして、年間900時間…10年間で9000時間、35年だと31500時間。年換算で3~4年ぐらいは移動している事になります。福岡に移住し、サラリーマンをやめた理由もそのあたりがあります^^。

     話し戻って生理なんですが、そのサイクルが月経という位で月の重力に同期しているところが個人的には非常に興味深いです。これは人間だけに限らず哺乳類は同じ様ですが、では月の公転周期が例えば100日の星だと、生理周期も100日になったんでしょうか?

     月というのは衛星の中でも異色の存在だと思います。大きすぎるし地球に対して重力の影響が大きすぎます。しかしどうしてそこに同期しようという事になったんでしょうね? 宇宙人の生理をテーマにSF小説を書いたら、イグノーベル賞がとれるかもしれません^^

    作者からの返信

    十三岡繁さま

    こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。

    通勤時間は多い人は多いのでしょうね。単に移動するだけでなく、その時間をなにかに活用するようにしないともったいないですね。

    生理の周期は人間でだけでなく他の生物でも28日に近い周期なのですか? 生理のある哺乳類は非常に限られているという情報までは見つけられましたが、周期については見つけられませんでした。月が衛星として特異であるのはわかりますが、こと生理周期に関与する必然性がわからないので、興味をひかれますね。

    > 宇宙人の生理をテーマにSF小説を書いたら

    お、これは面白そうじゃないですか。十三岡繁さま、ぜひ挑戦を!(^^)

    コメントをありがとうございました!

  • 即物的なからだへの応援コメント

    血……!? とドキドキしながら読ませて頂き、あぁこちらの血の話かとすんなり。
    これは性差があるかも知れませんね。
    私はそんなに重くない方だと思いますが、それでも頭痛やら気持ちの落ち込みやらですーん(´・ω・`)となってしまうので、佐藤さんの体験談には衝撃を受けました。
    本当に人それぞれですよね……ご無事でよかったです。
    そしてそんな状況下であっても冷静にポジティブに計算されているところがものすごく面白かったです(ご本人は大変な状況だったにも関わらず不謹慎ですみません……)
    1回で140mlと言われると、そんなもんしか出てないの!? と思っちゃいます……体感もっと出てる気がするんだけどなぁ。。。
    佐藤さん、ありがとうございました。

    作者からの返信

    未来屋 環さま

    こんにちは! 拙作へおこしくださり、どうもありがとうございます。

    わああ、初の、女性からのコメントです。なまなましさに、女性は引いちゃったかな、やっちゃったかな、とドキドキしておりましたので、さばさばしたコメントをいただけたこと、とても嬉しかったです (*^^*)

    本当に、ひとそれぞれ、なのでしょうね。私は生理痛がひどい方で毎回痛み止めが二日くらいは手放せませんでした。20代のころは薬が効くまで転げまわっていましたが、年を取るにつれ徐々に楽になってきたような気がします。あ、そうそう、痛み止めは痛みが出てから飲むと、効くまでに時間がかかるのですね。痛くなるとわかっているのなら、事前に飲んでおくとよい、ということを学習したのも大きいのかも。

    > 1回で140mlと言われると、そんなもんしか出てないの!? と思っちゃいます……体感もっと出てる気がするんだけどなぁ。。。

    これ、思いますよね! 噓だろ? と思って実測したら、私に関しては嘘でした(笑)。ネットではいろんなサイトを見ても、判で押したように「140mL」と出てきますが、これは情報の出どころがひとつの情報筋だということなのでしょう。そして、それはもしかすると少し古いか、あるいはデータを網羅的に収集できていないんじゃないかと思われます。最初はデータ収集の背景まできちんと説明した論文中の数値だったのかもしれませんが、今や140mLという数値のみが独り歩きしている、そういう良い例かもしれません。なにごとも自分で確認することの大事さを実感しました (^^;)

    コメントをありがとうございました。そしてこんなエッセイにレビューコメントまで! とても嬉しいです。

  • 即物的なからだへの応援コメント

    学びになるエッセイをありがとうございます。

    私自身は男性ですが、月の周期か何かで体調が明確に変化しているのが分かります。その周期を測ったことはないのですが好調の頂点と不調の頂点が一定周期で巡ってきます。不調の期間は物事がうまく進みにくいため自制が必要になります。


    以下自分語りで申し訳ないのですが、どこかで出そうと思っている実話です。

    その不調期の崩れ方が若いころはひどく、まぁ人間の体ってこんなもんなのかな…と完璧にあきらめていました。

    (ちょっと物語の書き方が下手ですみませんが、いきなり核心に行きます)
    ある夜、不思議な夢を見ました。
    その夢で『夢の中を旅して人を治療する整体師のペア』という不思議な人たちに出会い、彼らに身体を診てもらう事になりました。
    私は、病院の診察室によくある丸い椅子に座らされて身体を触られたりしました。
    で、驚いたことにその整体師の一人が私の腰辺りをさすりながら

    「貴方は男性だが、貴方の体には女性で言う所の生理痛がある」

    というのです。
    これは忘れられない一言でした。
    (で、この夢の話はもっと内容があるのですがそこは省略します)
    そこから整体師の人が私の腰骨や背骨の位置を整え
    「まあ、これで楽になりますよ」
    と言いました。
    現実的にその夢を見た後は、月周期の不調時のきつさがかなり減りました。

    女性の方の生理痛の辛さをわかってますよ、というつもりは全然ないのですが
    生理の話があがるたびに、自身の不思議な夢を毎度思い出します。

    *エッセイの感想から離れたコメントですみません。

    作者からの返信

    月詠 透音(つくよみとおね)さま

    こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。

    男性でも体調が明確に月か何かの周期に支配されていると感じているのは、とても面白いです。気圧の低下で頭痛や気分の低下を訴える人もいますから、鋭敏な感覚をお持ちなら、さまざまな周期を感じ取って影響されてもおかしくなさそうです。周期性が明瞭で安定しているなら、体調の良し悪しもスケジュール調整に考慮できそうですね。

    私はそこまで明確で示唆的な夢を見たことがないので、この夢の話は興味深いです。これだけでひとつ小説が書けますね! どんなメカニズムで夢が生じ、記憶されているのか、そのあたりも含めてむくむくと好奇心の沸き起こるコメントでした。それはそうと、その夢での施術のあと、体調の不調期のきつさが少し和らいだというのは良かったですね。不思議な話です。

    コメントと星でのご評価までいただき、どうもありがとうございました。

  • 即物的なからだへの応援コメント

    予備軍⁉

    作者からの返信

    クライングフリーマンさま

    こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
    予備軍?! なんだか意味深な……?
    コメントありがとうございます!


  • 編集済

    即物的なからだへの応援コメント

    佐藤宇佳子様、こんにちは。
    これは男性にとっては経験することが出来ない、そして多くの女性にとっては大変参考になる良いエッセイ! あるいは、身体を張った実験記録…
    3週間かけてHbが9から6.7になったという事ですね?そこまで急速な進行ではない印象ですが(当社比)、息切れとか浮腫とか結構症状が出ていますね…慢性貧血だとHb4台とかでも結構平気な方がいますが…それにしても6台はちょっとビビりますね、輸血を提案されませんでしたか?
    これ数年前のお話なのですね。現在は大丈夫ですか? 過多出血で有名なのは子宮筋腫と子宮内膜症(と一部の新生物)ですが、内診だけではなかなか分からないこともあり…エコーかCT・MRIを撮られたのであれば安心ですが!
    しぇもんご様の5台も凄いですが…胃潰瘍大量吐血的なヤバさ…

    出血量計測とHb推定が症例報告レベルの詳細さで、ニヤニヤしながら読んでしまいました。自分の身体で理論を証明する、リケジョ怖い…! 実に佐藤様らしいエッセイでした、ありがとうございました!

    作者からの返信

    諏訪野 滋さま

    こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
    これを書きながらエッセイ書いてるんだかレポートを書いているんだか、自分でもわからなくなっておりました (^^;) 数値や数式を不足なくあげてはいないので、レポートとしては失格ですけれどね。
    そうですね、三週間かけての低下でしたので、かなり緩やかなほうだったと思います。生活はほぼ普通に送れていました。貧血が判明したとき、診療所で鉄剤点滴(フェインジェクトでしたか?)を受けたのですが、アナフィラキシーですぐに中止となりました。診療所ではエコー、CT、MRIのいずれもやっておらず、そのあと紹介された総合病院でも、『貧血』での紹介だったためか、内診と鉄剤処方のみでそれ以上の検査はありませんでした。
    出血量の推定のための実測は興味深かったです。「生理ではふつう一日30mL以上出血することはない」のような記述をネットで見かけますが、レポート、もとい、エッセイ中の実測値「3.ナプキン全面が真っ赤でたぽたぽ、こぼれる直前状態: 38.6mL」はわずか30分間の出血量でした (^^;) ネット情報をうのみにしちゃいけないなと感じました。
    ヘモグロビン値の推定については系の想定や初期値の設定などに甘さが残りますが、こんな形で反応速度論が応用できるのが新鮮でした (^^) 自分の体を客体として見るのは楽しいです。
    しぇもんごさまのご体験は……凄まじいですね。それこそエッセイで語っていただきたいですね。
    お忙しいところ、お立ちよりいただき、コメント、星でのご評価までありがとうございました。

  • 即物的なからだへの応援コメント

    壮絶…。
    三週間続くなんてことがあるのですね。恥ずかしながらまったく知りませんでした。
    ひぃぃとなりながら読んでいて、「高分子に注いだ場合の吸収量や様相は水とは異なることが予想される。」くらいから、えぇ…ってなってきて1.5Lでまたひぃぃとなりました。これだけわかりやすく数字を提示されると、どういう現象なのかが理解できて大変興味深かったです。とはいえどれだけしんどいかはやっぱり理解できていないと思います。昔、私も5g/dLで入院した経験があるので、貧血の症状だけは理解できるのですが、それに加えて他にもいろいろあるわけですよね…。それで一時間歩いて通勤されていたなんて…ちょっと信じられないです。
    この感情をどう表現していいのかわからないのですが、近いのは尊敬と、あとわかった気になっていて本当に申し訳ありませんでしたという気持ちです。
    非常に勉強になりました。ありがとうございました。それと最後のパラグラフはもうさすがとしか言いようがないです。元気出ました。(星3つじゃ全然足らないっす)

    作者からの返信

    しぇもんごさま

    こんにちは! このへんてこなエッセイ(?)に初のコメントをありがとうございます。
    いやいやいや、私の体験より、しぇもんごさまの「私も5g/dLで入院した経験があるので、貧血の症状だけは理解できる」、これのほうが衝撃的です! 男性だと5g/dLってほぼ通常の1/3ですよね。潰瘍などからの慢性的な出血でだったのかしらと勝手に想像しておりますが、大変なご体験でしたね。まさか男性から「貧血のつらさはわかるわ」と言っていただけるとは思わず、この人何者……と、改めて慄いております。
    生理についてもっと具体的に知りたい、比較したいって思う方が、女性の中に結構いると思うんです。でもネットで情報を探しても、定性的な記事がほとんどで、ちょっともやもやしてしまうのですね。だから自分で数字を出してみました。ですが、そのあたりの様子を生々しく想像できてしまうからでしょうか、今のところ、女性からの反応が未来屋 環さまからのみですね (^^;) (未来屋 環さま、ありがとうございます)。
    6g/dL台の時は階段が苦しいくらいで歩くのは平気でした。二度目の悪化で6g/dLを切ったときは如実に歩くのがきつくなり、「6g/dLの壁」の発見に、これまた嬉しくなっておりました。
    生理の時は公共交通機関で移動するのも結構大変です。座ると座面を汚す可能性が高いので座らないのですが、親切な男性が同行していると、しきりに座ってくださいと勧めてくれます。あれを断るのがしんどかったですね。男性、そこ、わかって! です。いや、一番良いのは、「生理で座れない状態だから、座りません」と屈託なく言える社会になることでしょうか。
    星でのご評価までいただき、ありがとうございました!