第24話

「あ、朝からなにすんのっ……、」



「セックスするのに朝も夜も関係ないでしょ。」


そう言ってリオは上着をたくし上げる。



「ふうん、沙良の下着は地味なんだ……。」



アタシは急いで上着で身体を隠す。



「か、関係ないでしょ!?」


「うん、どうせ全部脱いじゃうしね。」


彼は本気でアタシとする気なのか当たり前のようにアタシに触れてくる。


でも、


でもアタシの気持ちだって?


彼のココロが分からないように、自分のココロさえ見えていない。

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