スペシャルラブ　3～後篇～

アタシはリオの行為に面食らっていた。

なんで!?

アタシっ……、

思い切りリオの胸を押した。

「な、なにすんのっ!」

「……なにって、キス?」

リオはくびを傾げる。

よくそんな悪びれもなく言えるものね!?

彼はアタシが睨んでいるのを見ると、

「一緒に暮らしてたら当然の事じゃないの?まあ自然の成り行き?」

「どこが自然の成り行きなの!?ま、まだ結婚するとか決めてもないのにっ……」

アタシが声を荒げてそう言うとリオは笑い出した。

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