忘れ去られる英雄
@Yoshida_yurei
第1話少年と魔女
僕の村はある日魔物に襲われた。僕の家も魔物が入り、僕の家族は皆魔物に殺されていた。僕はちょうど狩りに行っていたので魔物に遭遇することはなかったけど村に戻ると周囲には人の形をとどめていない人や内蔵や肉が噛み砕かれている人なんかもいて僕は思わず気持ちが悪くなった。
僕は一人残された村で家族や友達そして村の皆のお墓を作っていた。僕の村は住人が少なく、たったの二十人そこらだったので一日掛からずに終えることが出来た。そんな作業をしていたらお腹が鳴ってしまった。僕はこの崩壊した村を去った。誰も居ない村に居ても失った者は帰ってこないとじいちゃんが言っていたのを思い出した。とりあえず森に入ることにした。
森とたどり着くといつも狩りをしている川の所までやって来た。いつもみたいに狩りをしていると物音がした。急いで僕は物陰に隠れると魔物がやって来た。その魔物は獣型で見た目はウルフに近いそんな見た目をしている。魔物がこっちきた。僕は物音をたてずに逃げようとした時に魔物は僕に近付いて僕のところに勢いよくジャンプをしながら大きな爪で引っ掻こうとしているので急いで剣を腰から抜きその攻撃をなんとか対応して防ぐと魔物は僕を見てニヤリと笑みをしてもう一度攻撃をしてきた。魔物には慣れているけどこの魔物は通常サイズよりも大きくて苦戦していると魔物から黒い禍々しいオーラを纏い始めた。
魔物が黒いオーラを纏った瞬間周囲から嫌な空気が辺りを漂った。その魔物はだんだん大きくなり魔物の爪はより鋭くなった。その魔物はもう一度僕を襲ってきた。さっきよりも速く一つ一つの攻撃が重くなっている。魔物と戦ってから結構時間が経っていると思うがその魔物の体力は尽きることがなく、僕だけの体力が削られるなかこの一撃に全てを掛けようと使っていなかったスキルを発動した。「スキル:エンハンス」と自身にバフをかけこの一撃で倒すために最後の一撃を叩き込めようとカウンター狙いでその鉤爪を斬ろうと「スキル:炎帝」と剣を炎で纏い辺りと魔物ごと炎で斬ろうとその時鈍い音が辺りを響いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます