第6話
大雅は、怒るだろうけど。
「ふふ、」
そして、笑うんだ。
ーーーーそれが、私らしいんだと。
「ママの一番は、昔か変わらないわ。」
ゴメンね?
大雅を一番にしてあげられなくて。
「…………、莉依は?」
優茉の双子の妹、莉依が私を泣きそうな顔で見上げる。
「ママは、莉依が好き?」
「あら、当たり前でしょう?」
大切な、我が子。
私と、大雅の間に出来だ何よりも、守りたい宝物。
「でも、貴方達と莉茉おばちゃまとでは、好きの気持ちが違うの。」
誰にも理解が出来ないだろう。
私の、この思いは。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます