第4話




side茉莉






私の大切な人?






「ふふ、そんなの、決まっているでしょう?」





夫も、子供も大切





でもね?





一番、大切なのは一人だけ





「ごめん、ね?」




ちゃんと、貴方達を愛しているわ





でも、一番は違うの





「っっ、私の心は、1人に捧げてしまったの。」





あの日、あの瞬間





罪悪感を軽くしてくれた彼女が、私の一番になった






・・・他の誰よりも



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