自分のレンジを知る
今回は「自分のレンジを知る重要性」について書いていきます。このエピソード内での「レンジ」は「自分の書ける長さ」と「自分の書けるジャンル」と定義します。
まずは、ジャンルについて。これは得意不得意があると思います。これは分かりやすいです。しかし、自分が得意なジャンル以外も一度は書いてみることをおすすめします。食わず嫌いならぬ、書かず嫌いかもしれません。
次に長さについて。こちらの方が重要です。結論から書くと、無理に長編を書こうとするのは良くありません。
小説を書くときには、いくつか書きたいシーンがあり、それをうまく繋ぐという作業が必要になります。仮に長編を10万文字で1話2000文字とします。この場合、50話必要なわけですが、果たして、あなたの書きたいエピソードは何個ありますか。50個ないならば、中編にすることを強くすすめます。
そもそも、長編とは書きたいエピソードが多いために自然となるものです。長編を書きたいから、無理にエピソードを捻り出すのは間違いだと考えます。
たまに、近況ノートで「次のシーンが思い浮かばないので、一時休載します」というものを見かけます。これは無理に長編にしようとするから起きる現象ではないでしょうか。
書きたいシーンが少ないのなら、いっそのこと、不要なシーンを削り短編にするのはいかがでしょうか。ここでいう短編とは2万文字くらいまでとします。これはあくまでも個人的な指標です。人によって短編の定義は異なると思います。もし、1万文字になるのならば、カクヨムコンテストの短編部門に応募する方が良いと思います。
先ほどの「次のシーンが思い浮かばない」でいうと、この時はモチベーションが下がる時とも言えるかと思われます。書けないから、モチベーションが下がる。では、どのようにしてモチベーションを上げるか。これは「必要なシーンに絞って完結させる」、これが重要だと思います。つまり、モチベーションを上げる方法はない、というのが持論です。結局のところ、必要なシーンだけを書けば、モチベーションが下がることは起こり得ないのです。
たまに、モチベーションを維持する方法として、音楽を聴く、散歩をするなどを挙げる方もいますが、これはあくまでもリフレッシュの方法かと思います。
今回の話をまとめます。
・自分の得意なジャンル以外も書いてみる
・書きたいシーンだけ書く
・モチベーションを上げる方法はない
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