第24話 タイトルのセンスは努力で磨ける
自作が読まれない。これは誰しもがぶつかる壁です。多くの方が試しているかと思いますが、その時はタイトル、キャッチコピーを変えますよね。でも、読まれない。それはこの二つが読者に刺さっていないからです。読者はタイトル>キャッチコピー>紹介文>第一話の順で「読む価値があるか」を判断します。最初の二つのハードルを越えなければ、紹介文すら読まれません。今回はタイトル、キャッチコピーのセンスを磨く方法を扱います。
タイトル、キャッチコピーのセンスを磨く方法。それは、ランキング上位を参考にすることです。これだけなら多くの方が実践済みかと思います。今回はそこにアレンジを加えていきます。
まずは、総合ランキングの上位の作品をランダムに選び、紹介文を読んでください。この時、タイトルやキャッチコピーを読んではいけません。紹介文を読んだら、あなたの感覚でタイトルやキャッチコピーを考えてください。
次に、該当作品のタイトル、キャッチコピーを読んで、自分の考えたものと比べてください。ここで大きな差があれば、あなたの作品のタイトルなどが魅力的ではない可能性があります。でも、ご安心ください。この流れを繰り返せばセンスは磨かれます。センスというと天性の才能と思われがちですが、努力でもセンスを磨くことはできます。
ここまでの方法でも十分ですが、さらに一歩踏み込むのなら、AIを活用しましょう。AIを使うのに抵抗がある方は、実践しなくても大丈夫です。
まずは、先ほどと同じようにランダムで作品を選びます。そして、タイトルなどを考える。ここまでは一緒です。次に自分の考えたタイトルと該当作品の紹介文をAIに入力し、タイトルが魅力的かを答えてもらいます。当然ですが、紹介文に対して、タイトルなどが魅力的か? という質問です。すると、良いポイント、改善点について答えが返ってきます。AIの回答はあくまでも参考ですが、自分で考えたタイトルを客観的に評価してくれます。それと同時に本来のタイトルなども入力しましょう。そうすれば、どこに差があるか、より明確になるかと思われます。
今回のまとめは下記の通りです。
・タイトル、キャッチコピーのセンスを磨くには上位作品を参考にする。
・単に参考にするのではなく、紹介文を読んで、自分ならどんなタイトルにするかを考える。
・AIを使うのに抵抗がなければ、改善点を提案してもらう。あくまでも参考程度にする(自分のセンスを壊さないため)。
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