せみのしがい
ゆうぐからとびおりたら
じめんにせみが
おちていました
ぎんいろのおなかが
なつのひざしにてらされて
きらきらと
ひかっていました
とてもうつくしくて
きれいで
まだいきていると
おもいました
けれど
せみは
うごきません
まわりで
みんみんと
うるさくないているせみとちがって
とても
しずかでした
まわりでないているせみのこえが
ひめいのように
きこえました
夏の詩 文学少女 @asao22
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★6 エッセイ・ノンフィクション 連載中 18話
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