第18話
いってから、猫に話しかけている自分をおかしく思う。
ミャ…
「雨に打たれて、寒くないか?」
今まで弱々しく鳴いていた子猫は、とうとうその可愛らしい顔で俺を見上げるだけになった。
何か物欲しそうな、助けて欲しそうな、何よりがたがた震えていてとても寒そう。
「悪いな、ペット連れ帰ったら何言われるかわかったもんじゃない」
個人的には放って帰るのは酷だけどなと続けて、俺は鞄からタオルを取り出した。
雨に備えてなんとなく入れていたタオルが役に立ったなと思う反面、いつもはこんな用心深いことしたことないのになと可笑しかった。
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