第17話

「3年なんだよなー…」





ふと、そんな事を考えた自分に思わず苦笑していると、珍しい声が聞こえた。





ミャーッ…





バシバシと雨と傘がぶつかる中で、微かに聞こえた弱々しい鳴き声。






ミャーッ…





「……」







鳴き声のする方に視線を移すと、予想通り、一匹の猫がいた。







だけど段ボール箱に入れられた真っ白な子猫は、何処か場違いな気がした。






普通、こんな小さい猫捨てる奴いるか?








ミャーッ






「……お前、捨てられたの?」

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