雨傘 学side

第15話

「また明日なーっ!」




そんな祥の馬鹿でかい声に「おうっ」と返して教室を出る。




靴箱で靴を履き替え傘を手に取った俺は予想通りの憂鬱そうな空を見上げた。






「…やっぱな」






朝は晴れていた空が、今は酷く曇って、洒落にならない程大粒の雨が降っている。




朝天気予報見てきて正解だったな。






「雨とかありえねんだけど!!」



「つーか反則!!」







いや、天気予報見てなかったお前等が悪いだろ…と思いながら、哀れな男子集団の横を通り過ぎた。

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